上手くなりたい!ってすぐに手が上がっちゃうアホはハートで動いとる
上手くなりたい人~!
やっている以上、『上手くなりたい』と思うのは当然。
聴く必要ある?と思いますよね。
上手くなりたい人!で、すっと手が上がる人、手が上がらない人、様々です。
何故聴くのか?
上手くなりたくてそこにいるのだから、聴く必要は無いのでは?
確かに。
ですが、ここで
『上手くなりたい人!』
で、すっと手が上がるか考えてみてください。
すぐに挙がりますか?それとも考えて手を挙げますか?
考えて、手を挙げませんか?
考えて挙げる人は発言した人の趣旨を考えての事だと思います。
結局、趣旨なんかわからないから自分の気持ちが優先して手を挙げます。
考えて手を挙げない人は趣旨を考えて、『自分には当てはまらない』とか、『自分はそんな存在ではない』、別に上手くなろうと思っていない。楽しみたいだけ』と思って挙げない人です。
そして、直ぐに手を挙げる人は何も考えない『アホ』な人です。
最強です。
え?どれが正解?
あぁ、正解なんて無いですよ。当ててほしくて質問するわけではないんですから。
じゃあ、何でそんな質問をするのかって?
直ぐに手を挙げる人と、そうでない人では指導する内容が違うからです。
その人のダンスの向き合い方で指導なんて全然変わります。
イベントに出演するのが目標の人と、コンテストに出場するのが目標の人、コンテストで優勝するのが目標の人、同じ内容で指導出来ると思いますか?
違って当然です。
イベントに出演するのが目標の人にコンテストで優勝するのが目標の人の指導をしたら、気持ちがついてこないでしょう。
これは同じチームでもあり得るんですが、『一緒に楽しくやりたい』メンバー1人と、『コンテストに出る』メンバーが3人。コンテストに向けて同じ振付を練習したら…これ、一人だけがきついんじゃないんですよ。
全員キツいんです。
3人は一生懸命1人をフォローします。でも、1人はそれが既にキツイ。
1人をやめさせるパターンもあるでしょう。しかし、その選択は全員が苦しいんです。
だとしたら、最初から組まない事なんです。
『コンテストに出る人!』
『はい!』と直ぐに手が上がるメンバーと
『出来るか分からない』『誰が出ます?』キッズなら『お母さんに聞いてみます』という切り返しをする人は一緒にコンテストは出ないほうがいいですね。
手を挙げない人は気持ちが無いのか?
これはそう云う事ではありません。
気持ちが無い、という訳ではなく、他のファクターを考えている人というだけです。
聴かれたこと<他の事
というだけのお話です。
正解とか不正解とか無いですよね?
答えた人の環境や考え方ですから、一つの『答え』です。
だから、その答えに対しての提案をするだけです。
この場所に対して、この答えに対して、考える最善の指導をする。
気持ちがそれほどない人に『基礎』を指導しても練習はしてきませんから、『基礎』をそこまで指導してもキツいですよね?
だから、もし『入門クラス』でもっと上手くなりたい!という事をガンガン言ってくる子がいたら…(行動も含めて)
初級クラスに来いや~!
って案内すると思います。勿論、そういうメンバーが初級クラスに来たらめっちゃ目を掛けちゃいますけどね。もし、そのメンバーがまだ初級クラスにまで達しないレベルなら早く入門クラスを卒業できるようにガンガン指導すると思います。
ここが無理だよ!
入門クラスや、基礎を全然出来ていない人が『難しいことをやって欲しい』という事があります。
はい。無理です。
基礎が無いのに、指導しても出来ないからです。
難しいことは段階をしっかり踏まないとケガをすることがあります。
そんなに簡単に『はい、どうぞ』とは出来ません。
かと言って、単発で受ける人や、基礎をそれほど指導しない場所ではそもそも『基礎量』が圧倒的に少ないので、『出来る』レベルに達しないのです。
(因みにスポーツクラブでの指導で他のイントラさんよりは基礎量は多いんですけど、スタジオよりも圧倒的に密度が低いです。今度スポーツクラブでのレッスンの受け方でブログ書きますね)
それぞれの向き合い方がある!
直ぐ手を挙げる人、そうでない人、ダンススタジオ、フィットネスクラブ、それぞれに『在り方』があります。
ガッツリやりたい人の中にそうでない人が混ざればお互いに苦しいものになる。
ダンススタジオのレベルをフィットネスに持ってきても『暴走』と言われる(笑)
出来ずに終わる、動けずに終わることになります。
だからこそ、レベルやハートに合ったクラス分けが必要という事ですね。
受講者がそれを選ぶだけ。
ただね…
テクニックなんてそれほど重要じゃない!ハートが第一だって事さ!
今日はこれをお送ります(笑)
森口博子/サムライハート
気持ちの或る人!スタジオ来いや~!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません