『出来た』感と『できた』感
今、火曜日入門クラスは、七夕に向けて振付を何回も躍り込みをするわけですが、腕の位置、重心、フォーム、音への意識を高めるレッスンにしています。
ここまでやるとレッスンで振付をする意味が出てくるな、と思います。
振付の順番を覚えて、順番通りに形が出来ていればいいのであれば、体操と変わりません。
ダンスは音を表現します。
自分でそれが感じられれば『気持ちいい、楽しい』と思えるし、そうでなければただ順番に動いてるだけの『できた』感になります。
『出来た』感ではなく、『できた』感です。もう『できた~』感と言ってもいい(笑)
足の順番をおぼえて『できた~』っていうのはまだダンスを始めたてだったり、小さい子供の表現だと思います。
ボールを投げて、空中を飛べば『ボールを投げられた』。
しかし、どうでしょう?
ある年齢、あるレベルまでいけば、『遠くに投げる』『速いスピードで投げる』『自分の狙ったところに投げる』ことが『出来た』感になってくるのではないでしょうか?
ダンスも振付の順番を覚えて『できた~』って感じるのはダンスの初心者ではいいのかな。
ある程度自分のレベルが上がってきたり、もっとレベルを上げたいと思えば、腕の振りや重心、フォーム、音の捉え方を意識してそれを表現が出来て『出来た』って感じると嬉しいですね。
今の日曜日20:15〜ダンス入門クラス、火曜日18:30〜hiphop入門クラスは振付の割合を増やし、振付期間を長くしてブラッシュアップ出来るような内容にしようと思います。
ダンスは遊びです。
別に振付を覚えただけでも楽しいって人はそれでもいいと思っています。
『そんな腕の振りとか、重心なんて考えたら楽しくないわ~』って思う人はそれでもいい。
『いや、やっぱやるからにはかっこよくやりたい』って人もいます。
自分一人でダンスするならどんな考えてもいいと思います。
しかし、イベントにグループで出るなら、『かっこよくやりたい、いい作品にしたい』という考えの人に賛同してほしいです。
『かっこよくやりたい、いい作品にしたい』って人は『楽しいだけでいい』という世界は既に見ているので、その先を見た人、見たい人に合わせれば、一つ成長出来ると思うんですが、どうでしょう?
まぁ、自由なんですけどね。
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