ジャンルによって練習方法が違います。でも、ダンスとしては一貫しての基礎があります

現在、ダンスのジャンルが多岐に渡り、ストリートだけでも『いくつある?』と考えてもよく解らないほど分かれています。

ジャンルが分かれるという事はダンスの内容が違い、体の使い方も異なります。

HIPHOP、HOUSEのようなNEWSKOOL、LOCKIN、POPPIN、BREAKINのようなOLDSKOOL、今はLITE FEETやJERK、MENPHIS BUCKIN、KRUMP…本当に多岐に渡ります。

そして、それぞれのダンスは使う部位が異なるものもあるので、練習方法も異なります。

OLDSKOOLはどちらかというとアップのリズムが主体。

POPPINはHITの練習、アイソレーションも細かいところまで求められます。

LOCKINは止まったり、POINT、トウェル等、アームの独特な動作があります。

BREAKINはもうどのダンスにも共通しないフロアの練習が必要。筋トレしなくても練習が筋トレになります。

WAACKやVOGUE、PUNKINGもそうですが、それぞれに必要な練習があります。

NEWSKOOLはダウンリズム主体(これは僕の価値観ですが)。

それぞれBPMが異なるのと、雰囲気が違うので、その表現が異なりますね。

HOUSEは兎に角ステップが速いので、体全体を使わないと追いつきません。

足だけでやっているように見えますが、腰をしっかり使っているんですね。

HIPHOPはリズムがゆっくりなので簡単そうに見えますし、実際、足だけなら簡単です。

そこから腰を使ったり、体軸を使ってダンスをするには練習が必要です。

それぞれに違う練習が必要なのは皆さんも解ると思うんです。

陸上だってそうですよね?短距離走と長距離走では練習方法が違う。

ハードル、走り幅跳びも全く異なります。

でも、同じ陸上なんです。

しかし、練習する部分で共通するものもあります。

体幹トレーニング、走りのフォーム、そういうモノはいくつか共通するはずです。

ダンスも同じで、アイソレーション、リズムトレーニングはそうそう変わるモノではありません。

振付が異なっても基礎は近いものがあるのです。

『だから基礎やれよ』って事ではないです。

『やっぱ基礎必要だわ』と思わなければ、基礎をやらないからです。

学校のように毎日行くわけでもない、週に1時間のなかで20分程度の基礎。

やらなくても怒られるわけでもない。

そのなかでどう自分と向き合えるか。

好きでもそこまでってなかなか難しいかもしれませんが…

というわけで。基礎、ステップのみのレッスン開講していこうと思います。

意識高い系の人しか来ないかもしれませんが(笑)

 

Posted by KIRINJI STAFF