基礎の意義と、正解を導くものではないこと。

基礎、やってます?

基礎を練習してくる人は振りを見ても『あ~、やっぱりなぁ~』って思います。

『繰り返しでつまらない』って思う人はやらなくてもいいと思うんですね。

というのは、繰り返しをしている中で感覚を探したり、違いを探したり。

それを見いだせない人は基礎はつまらないと思うし、やってもそれほどは意味がないかもしれません。

しかしながら、繰り返し行えば筋力や動作が慣れてくるので、動きは大きくなると思います。

このクラスのピンクの服の子はダンスを始めて半年ちょっとの1年生です。

レッスンも週に1回です。

でも、基礎のステップ、リズムトレーニングも大きく動く意識が見えます。

振りを間違えることはありますけど、全然いい。

それよりも間違えないように小さくなるほうが面白くない。

振付なんて間違えていいんですよ。別に正解を出すために振付するんじゃないですからね。

ダンスなんて、正解は無いです。

見ていて、迫力だったり、気持ちが出ているほうが全然面白いんですよ。

答案用紙に正解を書くものとは違うんですよね。

足の順番があってる、手の位置があってる、そんなものはどうでもいい!

表現として自分が出せるのか。振付の中で自分を出せるのか。

振付を間違えずにできました~、動き小さいですけど。

振付を間違えないことに集中しました~。音はよく解りません。

これ、ダンスかな?

『そんなことは思っていない』かもしれませんが、動きを追っているだけの人は見ていてわかるものだし、それは誰でもわかります。

しかしですね。

基礎を練習しないでうまくなる方法があるなら、それはそれでいいと思うし、それをやればいいと思うんですよね。

ただ、僕はそのやり方を知りません。

それを知っている先生に指導を受けるのが一番かな。

運動神経がない、自信がない。

そういう人こそ、基礎をしっかりやると自信がつくと思います。

そういう人を見てあげたいですね。

Posted by KIRINJI STAFF