簡単だと思います?
大体どのレッスンでも振付を行います。
その振付は…コピーものですか?
それとも、先生のオリジナルですか?
まぁ、オリジナルとはいえ、何かの動きや振付を使っているので、『完全オリジナル』ではないでしょうが、曲に対しての完コピかどうか、というところで考えてください。
完コピとオリジナル、インストラクターにとってどちらが楽か…
『完コピ』です。
芸人さんでもそうだと思うんですけど、ネタを作るのが一番大変。
振付をするのが『楽しい!』って思えるのは自分が踊って『楽しい』って思えるもの。
レベルを合わせたり、いろいろと考えて作ろうと思うと『制限』がかかるので、結構しんどいんですね。
『好き勝手作っていいですよ!』で作ると、出来ない、わからない、説明してってなるんですよね。
説明してっていうのが悪いわけではないんですけど、説明時間多すぎて動く時間ほとんどなくなったり、基礎が出来ていないから、まずはそこから、という話になってしまうんですよ。
スタジオだとレッスンがレベルで分かれているので、振付はまだ作りやすいですが、レベルも年齢も関係ない場所はどうしてもかなり抑え気味になります。
『完コピ』のメリット
- 振付を作る手間が省ける
- 多くの人が曲を知っていて、キャッチーなので参加者さんのテンションが上がりやすく盛り上がる
- 割とどこでも通用する
『完コピ』のデメリット
- そのアーティストが好きな人から『なんか違う』感を感じる
- ニュアンス、質感を完全にコピーできない。自分の解釈が入ってしまう
- 憶えるのが結構面倒
- 好きなアーティストならまだいいが、どうでもいいアーティストだと苦痛
- 飽きるし、楽しくない
『オリジナル』のメリット
- 個性が出るので、『その人ならでは!』になる
- 慣れている動きが多いので、動きが洗練される
- 動き自体理解しているので、しっかり説明も可能
- レッスンのレベルに合わせて振付可能
デメリット
- 曲がキャッチーではない場合もある。というか、ダンサーが好きな曲は意外とキャッチーではない(個人調べ)。
- ムーブが変化することがある。同じ動きだけど、ノリが変わったりするので、生徒は混乱する。ただ、イントラは楽しい(笑)
- イントラだけが非常に楽しんでる場合がある(笑)一部の人を置いてけぼりの場合もある。
- 振付を作るのが大変。レッスン時間の何倍もかけて作る事がある。レベルを考えて、難しくなりすぎないように、背伸びが出来るように考えて作る。
- 曲を決めるのが大変。レベルによってBPMや音を考えていると、使える曲は結構制限される。
といったように、自由そうで自由にやっていないんですよね。
だから、ってわけではないですが、振付も先生・インストラクターさんが真剣に作っていることが殆どですので、真剣に向き合って踊りましょうね!
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