習い事でのお子様とこんな向き合い方
今回は『習い事をしている親御さんのお悩み』に関してお話いたします。
ダンスの練習をがんがんにやる、勉強をしまくる!ってお子さんは読み飛ばしてください(笑)
ダンスのレッスンをしていて、めちゃめちゃ練習してくるっていう子はそうそういません。
特に基礎なんかは練習してこない!そりゃそうだ。
同じことを繰り返すことが楽しいって思える子は『変人』。
『変人』=『愛すべきアホ』と言えます。
馬鹿になれるって凄いことですから、俺はすごいって思いますが…なかなか難しいですよね。
必要な事ってわかっていても、必要ってわかるのは後の事ですし…
だから、楽しいことや直ぐに達成できることを順番に進んでいけばいいと思います。
では、家でどんなことをすればいいのでしょうか?
どんなことをしたか話をする
習い事の内容を聴いてますか?
ちゃんとやってきた?覚えてきた?というは話に繋がりにくいです。YESかNOでしか答えられないからです。
どんなことをしたのか?
を聴いて欲しいなぁって思います。
大人でもそうですけど、人は『喋りたい』んです。聴き上手な人ってモテますよね(笑)
子供と個々で話をするときに、自分の話はしませんよね?
学校はどう?とか、休みっていつから?とか、最近は何が流行ってんの?とか聴きます。
子供は子供なりの言葉で伝えてくれますが、よくわからない場合は『それってどういう事?』って聴きます。
相手はそれを伝えようと工夫します。アウトプットをするって事ですよね。
話をするということは自分の『活動・考え』を相手に伝えることです。言語化をするんですよね。
それによって、自分で文章を組み立てる能力も生まれますし、伝える力が向上します。
ダンスなら、体を使って説明してくれるでしょう。その時に一緒にやってみる。
おそらく親御さんは経験者で無ければ上手く出来ないでしょう。
難しさも感じるだろうし、『あ、結構大変だ!』と感じることもあるでしょう。
それをやっているお子さん、リスペクト出来ませんか?(リスペクト=尊重です。尊敬ではありません)
聴いて欲しいし、関心を持ってほしい
多くの方は聴いて欲しい、興味を持ってほしい。
無関心というのは傷つくものです。
特に親子では多く接しているだけに傷つきやすいでしょう。
それぞれ、無関心ではないのですが、受け手側からは無関心と感じると傷ついてしまいますよね。
『お前がどうなろうと、俺には関係ない』
あ~!傷つくわ~!
『そうか、良かったな』
ほんとにそう思ってるか?っていうか、聴いてたか?と思える返事。
ここまではないでしょうが(笑)
めっちゃ興味を持って聞けますか?
凄い!かっこいい!えらいね!じゃなく
どうやってやるの?教えて!
ガチで一緒にやれますか?一緒にやれないのに、やる気を出すことは出来るでしょうか?
お父さんお母さんがコーチに
みんなそれぞれ悩みもあり、体調もあるので、聴いてあげられない時もあるでしょう。
会社に行きたくない。会社を辞めたい。嫌じゃないけど、辞めよっかな…
誰でも起こる事だし、常にハイパーテンションで進めることってなかなか無いでしょう。
だから、スポーツ選手にはコーチが付いていて一緒に生活をするんです。多くの時間を共有するんです。
しかし、お子さんはアスリートではありませんし、コーチもいない。
では、どうするか?
お父さんお母さんがコーチになるんです。
技術的な監修ではなく、メンタル面のコーチです。
逆に技術的な部分はそこまで知らないほうが寄り添ってあげられるかもしれません。
変に技術を持ったり、知っていたりすると強く出てしまう部分があったりします。
勿論、全く知らないはアウト。
一緒にやってみて、難しさや大変さを体験してください。
スタジオで体験するのもいいし、子供に教えてもらうのもいい。
スタジオでのレッスンは時間が限られますし、メール、SNSもお子さんまで届かないことが殆どです。(ここで接し方が見えてきますけどね)
子供とじっくり話す。『そんな時間はなかなか取れない』と感じますか?
それは今の子供たちもそう感じているのではないでしょうか?
ゲームに費やしたり、テレビを見るのに費やしたい…ネット見るのに費やしたり…
同じ部屋に人がいるのに、その人に興味を持たず、画面の向こう側に意識を向ける時間が多くありませんか?
コーチのテクニックなど不要!
ただ、目の前の子供、家族に目を向け、全力で愛してあげましょう!
本気で愛せば、どんなことでも出来る様になります!
大丈夫!可能性は無限大ですよ!
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