何故、リズムトレーニングをするのか?
ダンスの基礎リズムトレーニング、好きですか?やってますか?
場所によると思いますが、スタジオではまずがっつりやるでしょう。
ストリートで学んだ人も基礎はしっかり学びます。(逆に厳しい人も多い)
フィットネスはあまりやらない人の方が多いかもしれません
ストリートやスタジオとフィットネスで基礎をやるやらないがあるとして、基礎をやったら、やらなかったらどう違うのか?という事を考察していきましょう。
リズムトレーニングは何をする?
これは僕個人の私見ですが、リズムトレーニングはアップダウン、前ノリ後ろノリ…と言いたいところですが、これはただの基礎動作のトレーニングでリズムトレーニングとは言いにくいと思います。
強いて言えば、ウォームアップと言ったところでしょうか。
勿論、正しい動作を身に付けるのには必要ですので、『基礎動作』としてのトレーニングにはなります。
そして、基礎動作で筋力や体の使い方を学ぶことが出来ます。
でも、それは基礎動作のトレーニングであって、リズムトレーニングとは言えないと僕は考えています。
と言うのも、ずっと同じリズムでメトロノームのように取っているのはリズムと言えるのか?と思うからです。
音楽の中にはいろんな音があってリズムがあります。
それを表現するトレーニングがリズムトレーニングでただ同じ動作を淡々と繰り返すことではないと考えるのです。
フィットネスだとそれが判りにくいので、カウントで出来るようなプログラムで『やり易さ』も重視していると思います。
あまり『タメ』の多い振付は振り渡ししにくいですからね。
同じ動作の中で色々なリズムの取り方をするのがリズムトレーニングで、まさにリズムのトレーニングなのです。
リズムトレーニングをしたら?
リズムトレーニングをしたら…よ列挙していきましょう。
ダンス全体にまとまりが出る。
振付に入る前や振付の間のフリームーブがカッコよくなる、というか踊れる
音楽を表現出来る
ステップが上手くなる
振付自体に『ダンス』を感じるようになる
リズムトレーニングをしなかったら…はその逆ですね。
振付に入る前は微動だにしない人、居ませんか?
ラジオ体操でも導入前に動きます(笑)
表現するものが違う
リズムトレーニングは簡単に言えば、1カウントの中で表現するものであると。
振付で『はい、ここ溜めて~、ここ速く!』ではなく、1カウントの中で緩急を表現したりします。
勿論、淡々とリズムを取るパターンもありますが、そんな中でも勢いなどで感情を表現したりします。
まぁ、結局淡々とリズムを取ることはないですね。
ですから、『何かが違う』と感じるのはそもそもリズムの取り方が違う、と言えるでしょう。
勿論、フォームや雰囲気というのもあると思いますが、それはポージングで言えることで全体的なダンスはリズムによることが多いと思います。
ポージングがマネできたら、ダンスが上手くなるわけではないですよね?
ポージングだけなら写真。ダンスは動画です。
写真で伝える情報と、動画で伝える情報は違いますよね。
じゃあ、簡単にリズムトレーニングが出来るか、というと、体の使い方がモノを言う訳です。
使い方を知らないと…溜めている、というよりはゆっくり動いている(笑)
キレ良く動くというよりは力んで動いている
ゆっくり動く方はケガをしないですけど、後者はケガのリスクがあります。
気を付けましょう。
別にそこまで表現しなくてもいい
リズムが取れていないダンスはダンスじゃない!
とは思いません。それぞれが楽しいと思えるダンスをすればいいです。
まぁ、僕はそのほうが楽しい!と思えるだけです。
逆に、リズムのないダンスがもう『つまらなく』なるんですよ。
淡々とカウントを追うダンスは踊っていてつまらない。
美味しいものを食べると、他のものが食べられない!そんな感覚です。
みんなが楽しいと思うレベルでダンスに向き合ってくれればいいと思います。
が、もっと追求したい!という人は応援しますよ~!
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