こんなに暑いのは何故?1980年~2020年の気温変化を探ってみた

もうすぐ9月です。

まだまだ暑い日が続いていますが、たまに吹く風が秋の気配を感じる様になりましたね。

昔はこの時期は結構過ごしやすかったような気がするんですが…

そこで調べてみました。

蒲郡の観測所での1980年、2000年、2020年の気温の変化。

項目1980年2000年2020年
8月の気温(平均)24.627.728.9
8月の最高気温(平均)27.832.234.1
8月の最低気温(平均)22.324.325.1
8月の最高気温 32.835.437.6
8月の30度以上の日数(最高気温)6日30日31日
8月の35度以上の日数(最高気温)0日2日9日

差は歴然。これってやっぱり温暖化⁉と思っちゃいますよね。

しかし、これは地域だけの数字で温暖化は判断出来ません。

他地域で寒冷化していれば、地軸の変化も考えられます。

しかし、僕はここで考えたのが『CO2で温暖化しているのか?』という事です。

『ヒートアイランド現象』をご存じでしょうか?

ヒートアイランド現象とは、都市部の平均気温が郊外より高くなる現象です。

今は都市部でなくても田畑をアスファルトで覆い、駐車場に変えてしまっています。

広く空いた土地があれば『太陽光発電』で黒いパネルが設置されます。

大地を 太陽光を熱に変換してしまう 黒い物質『アスファルト』で覆う。

アスファルトやコンクリートは、日射 を受けることにより、夏季の日中には表面温度 が 50~60℃程度にまで上昇します。 そして日 中に蓄えた熱を夜まで持ち越すため、夜間の気 温低下を妨げるんです。

僕は畑仕事が趣味で時間が空くと畑に行くんですけど、やはり緑に囲まれると涼しいです。

しかし、父がどんどん草をむしってしまい、土が露出した部分が多くなるとやはり暑さを感じる様になります。

緑が土に変わっただけでも体感温度に変化があるのです。

国連気候サミット、COP26「第26回国連気候変動枠組条約締約国会議」が11月にグラスゴーで開催される予定ですが

2030年までに二酸化炭素排出量を45%削減する必要がある

削減する必要がある、と言っているのに何故か二酸化炭素の排出量に権利が発生し、その権利が売買できるようになっています。

「京都議定書」に取り入れられた「排出権取引」は、二酸化炭素の売買ができるシステムということは殆どの方は知っている事でしょう。

「炭素金融」(Carbon Finance)とも言われているんですね。

金銭的価値のなかったものをルールを付けて金銭的価値に変えてしまう。本当に地球の事を考えてルールを作っているのか、ただお金を集めるために作ったのか…後者な感じは否めませんが。

気温を下げるのであれば、二酸化炭素云々よりも先に緑で大地を覆う事が先。

水を称えた街並みを作ることが先でしょうね。

日本は水の豊かな国です。

夏の暑い時期は水を引いた田に覆われ、畑もそれほど無闇に草をむしることは無かったでしょう。

今は簡単に『ラウン○アップ』を使って除草します。(はっきり言って猛毒です。お隣さんがまいていたら激怒してもいい位だと思っています)

アスファルトを減らすことは難しい。だから、アスファルトを増やさない。

今、畑をやっていた年配の方々が次の世代が受け継がないので、畑を手放して駐車場に変わっている現状があります。

確かに便利になりましたが、もうそろそろ『便利さ』を卒業してもいいのでは?

『じゃあ、何をすればいいのさ?』

ここが一番難しいんですが、取り合えず…

みんな、畑やりません?みんなが畑をやれば、食料も安定し、緑も増えます。(化学肥料、農薬は使わないで)

何より、大地が喜びます。そうすれば、大地は味方をしてくれます。

気候云々で権利を作り、金銭的価値を作っている不当な輩に対抗しましょう!

Posted by KIRINJI STAFF