食の事も考えましょう。体を造るものですから。
いきなり畑の写真です。
これ、オーナーが借りている畑なんですが…
30×30mで人からしたら『広い!』と言われます。
これを…機械を使わずに栽培しています。
トラクターはおろか、耕耘機さえ使わないで畑やってます。
というか、耕さない方がいいんですけどね。
正直、草もあまり取りたくないんですが…
割と草ぼうぼうの畝は僕が栽培しています。
上の写真の草をきれいに取り去ってしまっている畝はオーナーの父が管理しています。
これ、じゃがいもの畝なんですけど、畝建が面倒だったので、適当にじゃがいもを植えてみました。
実は2番目の写真の奥にもジャガイモを植えたんですが、そこはオーナーの父が収穫後にかき回して畝立てをした場所です。
植える時期もあるかもしれませんが、多分収穫は出来ないだろうと思っています。
真ん中の写真のダイコンもそうですね。左の葉物の畝はオーナーが大豆を蒔いて収穫後にそのままの畝で栽培しています。
ずらして植えたので、奥の方が大きいですね。
畝をいじっていないので、雑草が結構生えています。
でも、それでいいんです。人間がいらんことすると還って土中の環境を破壊する。
土の中では微生物が生命に必要な環境を作り出しています。
微生物に必要な虫の死骸、または虫が植物を食べた後の糞を分解し、土の養分に変えます。
そして、その土の養分を吸収して植物が育ちます。
その植物をまた虫が食べて糞をします。
しかし、ここで虫は全ての植物をせん滅する程食べたりはしません。
例えば、キャベツであれば外の葉を食べるだけに留まります。
土壌に養分があれば、キャベツはそこまで食べられるような事はしません。
化成肥料を与えて、窒素成分が多くなるとキャベツ自身はその多すぎる窒素を『硝酸態窒素』として排出します。
それに虫が寄せられるわけです。
自然の流れで作物を作れば、キャベツは我々が食べる分くらいは残るんですが、ビジネスのためにリードタイムを短く、早く大きく育てるために化成肥料を使います。
化成肥料を使うと虫が付きやすいので、農薬を使います。
農薬は出荷する一定期間前に噴霧すれば残留農薬は基準をクリアできます。
僕は農薬は体に悪いモノ、化成肥料は体に悪いものと認識しております。ここでそこまで詳しくはお話しません。
『農薬』を悪いモノ扱いするな!と言われる方や、『農薬や化成肥料が同体に悪いか説明してみろ』と言われて『こうです』とお話しても、それぞれ信じているものがあると思いますので、ここでは語りません。
ですので、そう思う方は読むのをやめてくださいね。
人間が自分たちの都合の中でいじった土は環境は作られません。
そして、一度破壊した土壌は直ぐには戻らないのです。
因みに…一度化成肥料を使った畑を自然栽培に戻して同等の収量にするのに何年かかると思います?
約7年です。
僕は畑、いや、土ですね。土もヒトも同じだと思っています。
土の中にはたくさんの微生物がいます。
しかし、化成肥料と農薬にまみれた土に微生物がどれだけいるでしょう?
これを人間にあてはめます。
添加物を含んだ食品、お薬、消毒液にまみれた体、腸に微生物がどれだけいるでしょう?
土が健康であれば、野菜も健全に育ちます。
カラダや腸が健康であれば、ヒトも健全に育つと思います。
今は子供たちも自然のモノよりも『お菓子』を好んで食べるでしょう。
そのお菓子、どれだけ添加物が入っているか…
今はなかなか自然栽培で野菜を育てている農家さんはいません。
市場に出回る本当の意味での有機栽培は0に等しいでしょう。(農家さんは自分たちの食べる分に関しては減農薬していますからね)
かくいうオーナーも市場には出していませんし、出すつもりも無いでしょう。
なかなか手に入らないとは思いますが、健康のためにも、毎日食べるものこそ、考えてほしいと思います。
子供さんは勿論、親御さんも健康で若々しく過ごすには本当に大事ですよ。
畑やりたい!という方がいたらサポートしますよ~
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