短期間で伸びるメンバー、長い時間をかけて伸びるメンバーの違いとは?
短期間で伸びるメンバー、長い時間をかけて伸びるメンバーの違い、結論から言います。
基礎を練習している
とにかく練習している
練習は絶対に必要ですが、やはり基礎です。
基礎が出来る、ということは一つ一つの細かいところまで意識出来ることにも繋がります。
例えば、このムーブ。『ラコステ』というステップですが、全員に同じ様に説明しています。
いい感じのメンバーがちらほらいますね!
爪先を見てもらうと解りますが、しっかり爪先が上がっているメンバーは形が綺麗ですね。
これ、『爪先をしっかり上げる』説明はしません。『爪先は上がる』んです。
『爪先を上げて!』と言っても出来ないので、爪先を上げるのではなく、いつものリズムトレーニングからの応用で説明をします。
要は、基礎ってことです。ただ、基礎から重心に繋がるので、基礎をしっかり練習している、または毎週のレッスン中で基礎を意識しながらレッスンを受けていると新しい動きにも対応が出来ます。
足の動きだけでもそれっぽく見えます。ただ、ここからいろんなムーブに応用されますし、その時にはまたやり直さなければなりません。
動画だとなかなか気づきにくい部分も写真だとよく解りますよね。
勿論、指導している側はこう云う部分をしっかり見ていますので、当然気が付いています。
因みに、これ爪先が上がっていないメンバーが違うんじゃないんです。
今回の動きとは別の動きになっているだけです。
でも、つま先の上がっているメンバーはその違った動きをしても簡単に出来るでしょう。
ただ重心や軸とリズムのベクトルを変えるだけですから。
『え?結構違わない?』
そう、結構違うんですよ。でも、全く同じ説明をしているんです。
でも、見た目は同じように見える(見る人が見れば全然違いますけど)んですね。
振付を見なくてもわかる
基礎は振付を見なくても分かります。
いや、振付を見ないほうが解ると思います。シンプルだからこそ、ですね。下の動画は昨年の12月~の動画。振付のレベルはかなり上がっています。その下のインスタは音付きです。
同じ年の6月はこんな感じでした。
黄色いTシャツの子は抜きんでていますが、そこまで差が無いですね。
しかし、その3か月後、半年後ではかなり差が出てくるんです。
誰かだけ特別に指導したわけでもありません。(勿論、休憩中でも練習している子、レッスンが終わった後にも聞いてくる子、質問してくる場合は別ですが)
ただ基礎をしっかり行う、または振付の中の基礎をしっかり練習してくる。それだけだと思います。
たくさんの事を指導していない
超入門クラスではこれ、入門クラスではこれ、入門-初級ではこれ、というように基礎を限定し、その基礎の上に立っているムーブを振付にしています。
だから、基礎から振付の流れを掴めば、ダンスのクオリティは上がります。
上手くなってくると結局、基礎に立ち返る経験ってありますよね。
振付が変わっても同じムーブは大体入れています。そうすれば上手くなってきた子は『腕』まで気に出来るようになるでしょう。『首のノリ』まで出来るかも知れません。『音の表現』も豊かになってきます。
勿論、それぞれのペースがあります。
家でめっちゃ練習してくる子もいれば、スタジオでしかやらない子もいるでしょう。
家でめっちゃやってくる子はスタジオでしかやらない子と同じことを聴いていても、意識出来ることが変わってくるんです。
同じ本を2回読むと、以前意識しなかったことを気付けたりしますよね?
だから、早く上手くなりたい子はどんどん変わっていくんです。
そして、次の新しい基礎を学び、どんどん出来ることが増えていきます。
(因みに、次のレベルの基礎も最初の基礎があってこその基礎なので、とばして次のレベルに行っても出来ない事の方が多いです)
どんどん成長するメンバーはワクワクしますよ!
楽しみです!
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