上手くなる要素、上手くなる為の注意点
あ、この人(この子)、上手くなるなぁ~
インストラクターをしていて1カ月で大体わかります。
飛びぬけている子は1回で分かります。
その差は何でしょう?
運動神経?
リズム感?
経験値?
まぁ、それも一つの要因ですが、そんなものを一気に飛び越す要因があります。
それは…
向き合い方
です。
向き合い方って何?レッスンしている間はみんなダンスに向き合っているでしょ?
それはそうなんですが、レッスン時は勿論、休憩中やレッスン前、レッスン後にもそれは現われています。
レッスン前だとストレッチしたり、軽い筋トレしたり、音が掛かれば復習(振付じゃないですよ)、凄い子になるとレッスン前に前週の質問してきます。
レッスン中では指導されている時以外でも集中して練習しているし、レッスン後も『終わるよ~』って言うまで練習している人もいます。
『大体みんなそうじゃないの?』
と思ったあなた。あなたは上手くなる人だからそう思うのです。
残念ながら?いや、嬉しいことにそうじゃありません。
ここでちょっと上手くなり人の要素を挙げてみましょう
上手くなる人の要素、とは
これは僕の独断と偏見です。今までの経験則上でお話します。
1.家で練習する
当たり前すぎて要素として挙げたくない程です。ただ、どんな練習をするかは大事。
2.休憩中やレッスン前の時間を有効に使う
休憩中でも水を飲んだらすぐに練習する人、スタジオに来たら直ぐにアクションを始める人。上手くならないわけがない。応援したくなりますよね。
3.質問が出来る
これ、その場その場での質問の事は勿論ですが、自分が練習してきて、その疑問をレッスン前に出来る人です。これ、殆どいませんね。
4.挨拶やレッスン態度が良い
これ、ダンスに関係ある?と思うでしょ?大ありです。挨拶一つできない人が心を表現するダンスが上手くなるわけがない。挨拶しない、態度も悪い。でも、良い表現する。それをいい表現と捉えるなら、節穴です。
それに、そんな人を応援したくなります?あ、挨拶や態度がいいだけでダンスは上手くならないので、ご注意を(笑)
では、上手くならない人…ではなく、注意した方がいい点を挙げていきましょう。
上手くなる為に注意した方がいい事
レッスンを見ていて『ここを注意したほうがいいかな』と思う点をピックアップ。
1.練習していないのに質問する
特に練習をしてきていないのに質問をする人。
『これってどうでしたっけ?』
あ、これ絶対練習してきていないなって分かります。
練習してきた人は分からない部分が具体的。
練習していない人は『憶えていない』から質問。
それはアドバイスではなく、復習してるだけ。バレていますよ(笑)
2.レッスン前をダラダラ過ごす
ストレッチもしない、音がかかっても動かない、ずっと喋ってる
何しに来てるんだっけ?
上手くなる人は会話でもダンスの話しています。
3.レッスンで違うレッスンの振付を練習
これ、スポーツクラブで多いんですけど、勿体ないですよね。
『このレッスンの練習はしてきていません』と宣言するようなもの(笑)
練習してこない人を『上手くなって欲しい!』って思います?
4.そもそも学ぼうとする気が無い
『そんなことない!』って思うでしょ?
結構『自分流』に持っていく人が多いんですよ。
特に基礎。スタジオではそんなことは無い(レクチャーするから、そんなことは無い)んですが、場所によってはマネをする気さえ感じられない事もあります。
どれくらいかって言うと…全体に『こうしてね』って言っても全く変える気配もない。逆に面白い(笑)
でも、『上手くなりたい』とは思っているようです。
どうでしょう?
思い当たることがありました?
これは『こうしなさい』って言っているわけではありません。
こうした方がいいかな?と思う事です。
先生だって地蔵ではありませんから、挨拶をしっかりしたり、態度が良かったり、上手くなりたい気持ちがレッスンで出ていれば応援されます。
真逆の事をすれば、レッスンでやることだけやってそれ以上の事はされないでしょう。
反骨精神旺盛な方は真逆の事を試してみては?
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