自分が上手くなっているか、よく解らない…そんな方へ

レッスンを重ねていると『上手くなっているでしょうか？』という質問をされる方がいらっしゃいます。

みんなそれぞれ思っているでしょうが、質問をしてくる人は『練習している人』だと思います。

練習してこない人は『上手くなっていない』と自覚しているから、そんな質問はしてきません（笑）

練習している人は練習した分だけ上手くなっています。

僕の生徒さんで公共の場で音楽にのってしまい、子供さんに制止を求められた方がいます。

公共の場でのれる位になっているんだから、上手くなっているに決まってます（笑）

僕は正直、それを聴いた時びっくりしました。

キャラクター的に公共の場でのってしまう性格じゃないと思っていたからです。

リズムトレーニングもただリズムを取るだけでなく、ニュアンスや質感も指導しているので、どんどん伸びてます。

振付をこなす、レッスンをこなすような指導はしていないので、しっかり『ダンス』『表現』になっています。

練習しているのに上手くならない！

そう感じる方もいらっしゃるでしょう。実際、僕もそう感じた時期もあります。

実際上手くなっているのに、自分では上手くなった気がしない。

その理由は…見た目で練習しているから。つまり、形で練習しているという事です。

勿論、フォームも大切です。フォームが悪ければ、怪我にも繋がります。

ですが、ある程度のレベルまで行ったらフォームを無視します。

無視と言ったら乱暴ですが、フォームから音に対してのアプローチに変えていくのです。

自分で自由に踊るもよし。振付でしっかり音のニュアンスを掴むもよし。

振付の順番や形だけで練習している人はなかなか上手くならないでしょうね。

『いや、それがなかなか出来ないんです…( ﾉД`)ｼｸｼｸ…』という方は荒療治。

荒療治というか、この経験無くして上手くなるのはなかなか難しいですね。

兎に角イベントに出ちゃう。

イベントと言っても色んな種類がありますが、各イベントの種類でのレベルの上がり方です。

自主練をしてくる人は5くらいは上がります。全く練習してこない人は0。

イベントの向き合い方で全然変わりますが、小さなイベントでレッスン内だけで練習するレベルではなかなか上手くなりにくいでしょう。

レッスン以外で練習しない人でも流石にレッスン時間以外でワークがあれば向き合うことになります。

練習してこないとある程度は厳しい事も言われるでしょうし、クオリティを上げるために細かいところまで指導されます。そこでさらに自主練してくる人は更にクオリティを上げる指導が入るので、どんどんレベルが上がります。

コンテストに出る。これは大きな挑戦です。恐らくレッスン以外の時間をふんだんに使う事になるでしょう。

向き合い方も相当変わると思います。これ、チーム内で温度差があると結構きついですよ。

いい作品を作りたいメンバーと、一緒に参加したいだけのメンバー。温度差があり過ぎて、それが自主練の差に表れて年下に怒られるメンバーを見たことがあります。

何とかコンテストには出場しましたが、ただ一緒にやりたいだけのメンバーにとってはしんどい期間だったかもしれませんね。

それでも、全員かなりレベルアップしました。

そして、自分たちで振付もして衣装も考えるようになると、レベルアップ度は100！勝っても負けてもレベルはガンガン上がります。

バトルに出れるほどソロで踊れるならレベルは上がり放題です。

バトルでなくてもセッション、サイファーでもレベルは上がっていきますが、やはり、バトルの空気感は違います。

キッズはどんどん挑戦して欲しいと思うし、サポートしていきたいと思います。

大人はなかなか『一歩』が踏み出せない人が多いと思います。

だったら、まずは小さなイベントに出演するところから始めて、『イベントに出る』事に慣れていきましょう！

僕はスタジオでは小さなイベントでもワークをしっかり行って参加メンバーがガッツリレベルアップ出来るように指導しています。

今後はどんどんイベント参加を増やしていきますので、参加してガンガンレベルを上げましょう！