当スタジオはフリーマスクです。
今年の3月13日から、社会的にはマスク着用は自由となります。
『個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります』との厚生労働省の発表がありました。
しかし、もともと着用は個人の判断だったはず。社会的にあまりにも『強制・強要』の傾向が強かったため、このような発表に至ったと思います。
当スタジオは1年半以上前からフリーマスクです。
スタジオでフリーマスクに至ったココロ
実はマスク着用を言われた時からリスクを分かっていました。
しかし、メンバーさんに不安を与えてはいけないと思い、最初のころはマスクを着用しておりましたが、
『マスク着用のリスクを分かっていながら、自分は普段の生活はマスクを付けないのに、スタジオではマスク着用をお願いするのはおかしくないか?』
このマスク着用は、誰のためだ?
スタジオがマスクを着けない意識の低い場所と思われたくないという、スタジオ本位の考え方じゃないのか?
本当にメンバーさん、子供たちの事を考えたら、マスクを着けないこと、マスクを着けるリスクを伝えていくことが大事。
それでメンバーさんが減って、立ち行かなくなっても仕方ない!
そんな日和った行動をして、何が自己表現だ!
と思い、マスクフリーにしました。全員ではないにしろ、多少は退会される方がいるかな…と思ったら。
マスクフリーにしたからと言って、退会される方は有りませんでした。
その後の体験される方にも、『マスク、着けないでいいですよ』とお話しすると、結構外してくれます。
というか、レッスン中は外してくれる方が殆ど。
『今までマスクフリーと書いていませんでしたよね?』
というか、実はマスク着用義務も特に話したことはありません。
スタジオホームページにもマスク着用義務を書いたこともありません。
着けましょう、と言っていないのに、外しましょう、っておかしいですよね(笑)
マスクフリーにしてから…
マスクフリーと言っても特別な事じゃありません。いたって普通。
まずはインストラクター、オーナーが外します。
『マスク要らないよ』ということを示し、
『マスク着けてると苦しくない?みんなの成長を阻害したり、顔の形が変わったり、病気のもとになるかもしれないよ。苦しくなったら直ぐに外してね』
と話していきました。
それでも直ぐにはマスクを外してくれる子は居ません。そりゃあ、1年以上は着けていたわけだし、外ではずっとつけているんですから、抵抗はありますよね。最初は『着けなさい』だったわけですから。
そこで、振付を踊るときに『全員で振付踊るときだけマスク外そうか』と声を掛けると、少しづつマスクを外してくれる子が出てきました。結構ダンスも激しいので、マスクをしていると辛いことは感じていたんでしょう。
今では7割のメンバーがマスクを外してくれます。
いや、素顔でレッスン出来るのって本当に嬉しい。
表情が見える事が一番嬉しいですよね。
それはこの『コロナ』という社会が教えてくれた気がします。
勿論、それでもマスクを着けている子はいます。それは、素顔を見せるのが恥ずかしいのか、お家で言われているのか、やはりマスクを着けていたいのかは分かりません。
外すことを強要はしませんが、『苦しくなったら直ぐに外してね』は今でも言い続けています。
マスクのリスク
マスクのリスクはネットで見ればかなり情報が出てきます。
それを一度おさらいの気持ちを込めて、羅列していきますね。
マスクによる口呼吸になると…
呼吸が浅くなり、集中力低下
鼻呼吸で口を閉じていると口の中は唾液で潤い、自浄作用、殺菌作用で口内を清潔に保ち、虫歯や歯周病を防ぐ働きがあるが、口呼吸になるとこの働きが低下。
二酸化炭素過多となると偏頭痛のような症状を招くことがある。二酸化炭素には脳の血管を拡張する作用があり、マスク頭痛を起こす人が増加。
長い時間マスクと接している皮膚面がかぶれて、接触性皮膚炎となって肌荒れを起こす。尋常性挫創(ニキビ)が出来たり、他にも様々なトラブルが発生
子供への影響は……
昨年8月に米ブラウン大学が幼児期の知能、コミュニケーション能力など認知機能の発達を分析しました。それによると、新型コロナのパンデミック以前(2011〜2019年)に生まれた3か月〜3才の乳幼児の認知機能のテストの平均スコアを100とすると、パンデミック中(2020、2021年)に生まれた乳幼児の平均スコアは78だった。なんと、その成績は約20%も低下していたそうです。
またドイツの神経科医からも警鐘が鳴らされています。子供がマスクの着用を続けると慢性的な酸欠状態になるとして、酸欠の一時的な警告症状として頭痛や眠気、めまい、集中力の低下などが起こります。しかし、慢性的に酸素が少ない状態が続けば、人体はそれに慣れていくので、頭痛などの警告症状は消えます。とはいえ、脳の酸素不足は進行し続けます。
一般的に脳に酸素が足りない状態になると、ボーッとしたり、記憶力や集中力に影響が出たりするだけではありません。脳の活動が低下すれば、当然、幼少期や青年期の脳の発達にも影響があるでしょう。マスクをして日常生活をする分には重い酸欠になる可能性は低いですが、意識が混迷するような酸欠状態が続くと、脳細胞が死滅していきます。脳細胞は回復が難しいので、将来にわたって影響が残ることになります。ドイツのヴィッテン・ヘァデッケ大学が行ったアンケートが興味深い。同大学は0〜18才の子供と青年およそ2万5000人を対象に、保護者が回答する形式でマスクと心身の変化に関するアンケートを実施した。
その結果、マスクによる障害として、頭痛(53.3%)、集中力低下(49.5%)、不快感(42.1%)、学習障害(38.0%)、眠気・疲れ(36.5%)が上位を占めた。また精神面でも以前と比べて、イライラするようになった(60.4%)、快活さが減った(49.3%)、園や学校への登校意欲減少(44.0%)との結果が出た。多くの子供はマスクを着用すると頭痛や集中力低下が生じて、精神面が不安定になり、学習意欲や登校意欲が低下したのだ。
女性セブン2月10日号
感染防止に寄与した部分もあるかもしれませんが…それにしてはリスクが高くありませんか?
公的な見解でマスクを外す旨を発表されたこのタイミングで是非、マスクについて考えてみては如何でしょう?
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