ダンスを始めたての方!ステップ練習の為の3つの遊び
ダンスを始めて、まず何をやるか?
いきなりアイソレーション?いきなりHIT?(今ならありそうですが…)
まずはやっぱりステップじゃないかな?
しかし、そのステップもなかなか上手くいかない。見た目簡単そうなのに…
これ、僕の中で一つ、原因を見つけちゃいました。
それは…レッスンでのリズムトレーニング。
そう、リズムトレーニングでステップが難しくなっているんです。
『え?でも、リズムは絶対に必要ですよね?』
その通り、リズムトレーニングはダンスをするのに必要です。
ですが、最初からそのリズムをステップに入れる事なんてなかなか難しい!
音も聞いて、足も考えて、リズムトレーニングも考えて…それで腕も体の向きも…
1つのステップにいくつものタスクがある訳ですが、初心者にそこまで出来るでしょうか?
うん、運動経験者、ダンス経験者でなければいきなり出来るようになるなんて無理な話です。
じゃあ、まず何をすればいいのか?
簡単です。足から始めればいいんです。
お父さんお母さんと一緒に遊んで!3つのステップ遊び
説明からするのもまどろっこしいので、何をするか発表しちゃいます。
1.足を開いて閉じる、足でのグーパーステップ
2.左右の足で行うケンパステップ
3.片足ずつ!ケンケンステップ
この3種類です。
簡単でしょ?寧ろ、リズムトレーニングする前にこれだけやっていた方がいいと思うくらい。
これなら親御さんと一緒に遊びながらできる!
2歳からダンススタジオに通うという選択がありますが、僕個人としては一番かわいい時期はお父さんお母さんと一緒に遊んでほしい。
だから、その方法だけ教えます。めっちゃ簡単なので、是非一緒にやって欲しいと思います。
結構な運動量!グーパーステップ
これ、説明要る?というくらい簡単なステップです。
1.まずは足を閉じます。
2.左右に両足を開きます。
3.また足を閉じます。
4.その繰り返し
そんだけかよ!はい、そんだけです。
でも、これがステップのバリエーションを生みます。
一つだけ注意点。音楽をかけて遊んでくださいね!
音楽はどんな音楽でもいいですよ!まずはゆっくり2ビートから、出来るようになったら4ビートから、簡単に感じたら8ビート…と曲を変えるのではなく、その曲でリズムを変えていきましょう!
そして、ステップのレベルの上げていきます。
その場でステップバージョン
レベル1 ただのグーパーステップ
レベル2 縦にグーパーステップ
レベル3 縦グーパー横グーパーを交互に
まだ上のレベルはありますが、ケンパ、ケンケンもあるので、このくらいで。
結構な運動量ですので、親御さんもいい運動になります。ただ、怪我には気を付けてくださいね!
脚力激烈アップ!ケンパステップ
さぁ、ここからは一緒にやるにもお父さんお母さんの運動神経も必要になってきます。
そして、脚力爆裂アップ!
1.足を開きます。
2.軸足を真ん中にして片足立ちをします。
3.両足同時に開きます。
4.今度は逆の足で片足立ちをします。
5.開きます。
6.繰り返します。
見た目簡単なんですけど、これ、意外とできない人が多いんですよ。
2ビートや4ビートではしっかり片足立ちが出来るんですけど、8ビートになると軸足が真ん中に出来なくなってくるんですね。16ビートでは尚更です。
両足のグーパーステップが簡単に感じると思いますよ!
さぁ、レベルアップステップは
レベル1 左右に開くケンパステップ
レベル2 縦に開くケンパステップ
レベル3 左右と縦で交互に開くケンパステップ
縦に開けば『ランニングマン』というステップになります。
実はさっきのグーパーステップも『ホーシング』というステップだったりします。
注意して欲しいのは片足でステップを行うので、足首を捻挫しないように体の軸を整えてからやってくださいね!
あと、ランニングシューズではケガをしやすいので、普通のスニーカーで練習してください!
片足ずつ4回!ケンケンケンケンステップ
さて、3つ目は片足だけで行うケンケンステップ。
体のバランス力、脚力、体軸すべてが要求される3つの中で一番高度なステップです。
『ただのケンケンでしょ』
うん、ただのケンケンですね。説明も要らないかな(笑)
でも、取り合えず説明を…
1.リラックスして普通に立ちます(両足)
2.片足で少し右にステップ
3.もう一回、同じ足でまた少し右にステップ
4.今度は反対に左足で少し左にステップ
5.もう一回、同じ足でまた少し左にステップ
6.また反対にステップの繰り返し
その場でケンケンは簡単です。少し左右にステップをするから難しいんですね。
さて、レベルアップです!
レベル1 ケンケン2回づつ
レベル2 右左右1回休み左右左1回休みをケンケンでやる
レベル3 右左右右左右左左をケンケンでやる
これ、2ビートでは逆に難しいので、4ビートからがちょうどいいですね。
このケンケンはやり方が難しい、というよりリズムが早くなると結構難しいです。
最後に
昔は外遊びでケンパがありましたが、これで子供たちは脚力を鍛えていたんでしょうね。
自分達で『ケンパケンパケンケンパ…』とリズムを付けながら…そしてリズム感もついていくんですね。
ブラックカルチャーに触れている子供たちはステップを遊びでやっていますから、リズム感や体の使い方を上手い人から学んだりします。
だから、自然とダンスだけじゃなく、運動にも活かされるんでしょう。
凄い簡単ですが、音楽でやると意外と難しいものです。
HIPHOPでなくてもいい。J-POP、K-POPでもいいので、お父さんお母さんと一緒に遊んでみてください!
ちょっと難しいのやりたい!やり方をしっかり学びたい!
という方は是非、スタジオへ!
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