ダンスが上手いとスポーツも出来るのか?

ダンスが上手いとスポーツも出来るか?

これは『そう』とも言えない事柄ですね。

これ、ダンスだけではなく、どのスポーツにも言えることかもしれませんが、使う筋肉や必要な柔軟性が異なるので、Aが出来たからと言ってBのスポーツが上手いとは限らない、と思います。

ただ、どのスポーツもある程度は上手くなれる人、は居ますよね。

タレントの武井壮さんはどのスポーツをやってもかなりのレベルにおられるのではないでしょうか。

おそらく、ダンスをやっても短期間で上達するのではないかと思います。

では、短期間で上達する人と、そうでない人。

大きな違いはどこにあるのでしょうか?

僕自身、小中高生は運動嫌いでした。

当然、周りから見て運動神経がいいはずもありません。

しかし、今はどのスポーツでもある程度こなせる自信があります(球技以外で(笑)。イップスがあってボールが投げられない理由)。

大きな点は体を知るようになったから、と思います。

体の使い方を知ることで『真似をし易い』ようになったからですね。

その体の使い方は『胴体』にあります。

なかなか上達しない人は『胴体』の動きが悪いことが多いですね。

手先、足先で動作をするので全てバラバラに動作をするわけですが、両手両足を使う場合、4つの動きを考えて行わなければならない。

胴体を使わなければ、4つ同時にやらなければならないところですが、胴体を使うとそこまで考えなくても楽に動けるようになります。

手足は胴体から出ているわけで胴体を使って手足は動きます。

逆に手足は胴体を使わなくても動きます。

どういうことかというと、何も考えなくても歩くときに腕を振ります。

これは胴体を使っているから腕を振るのです。

逆に胴体を使わずに腕を振ることも出来ます。

『腕を振る』という命令に基づいて腕を振るからです。

歩く動作は『歩く』命令を行っています。

歩くのに効率的な動作を勝手にしてくれているのです。(とはいえ、普段の生活で姿勢の悪い人は非効率な動作になりがちですが…)

ダンスやスポーツも同じです。

バットやクラブ、ラケットを腕の力だけで振るでしょうか?

ボールを腕の力だけで投げるでしょうか?

シュートやキックも同じことですね。

なかなかダンスやスポーツが上達しない方は『胴体』に着目しては如何でしょうか?

意外と使えていないものですよ。

Posted by KIRINJI STAFF