基礎はやらなくていい。

基礎はやったほうがいいの?やらなくていいの?

殆どの方は『やったほうがいい』と思うでしょう。

僕はやりましたし、やったほうがいい、と答えたいです。

ですが、本当にそうだろうか?と考えてみたとき、そうでないパターンもあることに気が付きました。

それは…

『振付だけ踊る』ことです。

振付だけ踊るのであれば、基礎など必要ありません。

上手くならなくとも、ただ振付だけ踊って『楽しいな~』と感じるだけでいいならば、基礎は必要ありません。

しかし、上手くなるのであれば、基礎がとても大切です。

その基礎も、ダンスだけでなく、あらゆる動作に通ずる動き、それが基礎動作であれば、スポーツなどのクオリティも向上します。

基礎動作は繰り返し行って初めて身につくものです。

その基礎動作の習得は時間もかかり、楽しいと感じるものではないかもしれません。

飽きてしまうこともあるでしょう。

これを続けて本当にうまくなるのか?と思うこともあります。

それでも続けるんです。その先にあるものは『自分の体をより良く使う』という、生涯のテーマにもつながるからです。ちょっと大げさですが。

 

じゃあ、タイトルの基礎はやらなくていい、というのはどういうことか。

逆に、その時だけ踊った感じが出ればいいのであれば、基礎は必要ありません。

基礎をやる時間があるなら、振付を練習したほうがいいからです。

ただ、基礎をやる時間はそれほど多くなくてもいい。

今日は長くやれそうだと思ったら、長くやる。

今日はあまり乗らないな、と思えば少なくてもいい。

レッスンでもだいたいの基礎時間は15~30分くらいですから、準備運動がてらだけでもいいんです。

でも、毎日の積み重ねがモノを言うトレーニングですからね。

 

Posted by KIRINJI STAFF