考えて、鍛錬する。
シンプルな事って、覚えるのが簡単だけど、やらない人が多いですね。
振付みたいなシンプルじゃないものは何回もやるのに。
レッスンで、希望者のみスキルテストをやっています。
基本的に押し付けないので(押し付けたところでやってきませんから)、申し込みをしたメンバーのみやっているんですが、あらためて見てみると基礎動作が出来ていないことの方が多い。
こんな感じではしを持って食事する感じでしょうかね。
確かに食べられなくもない。
しかし、豆等のつまんで食べられるものは食べられない。
食べられるものが決まってきてしまいますよね。
まぁ、手でつかんで食べれば食べられますが…
間違った箸の持ち方をして食べるのを見て
『上手に食べれたね~』なんて褒められるのはめちゃめちゃ小さいときでしょう。
ある時からはちゃんと箸を持とうねって言われると思います。
銀行に勤めたことのある方は経験があると思うんですが、お札の数え方で縦読みはなかなか上手く出来なかったと思います。
僕もそうでした(笑)
しかし、今ではあの数え方が一番早くて確実だと解ります。
それが、基礎ってことですよね。
ヒトはだれでも同じように重力がはたらいています。
そして、関節の動く向き、可動方向も基本的には同じ。
とすれば、ある程度の動きは基礎動作あってこその動きになると思っています。
だから基礎練習って大事なんですよね。
その基礎練習はちょっとやっただけでは身につかない。
大人がひらがなを書くのにいちいち考えるのか、コップを持つのにいちいち考えるのか…
もう、考えなくても出来ますよね。
武術の達人も体が自然に動く。その形に自然となるまで鍛錬をするそうです。
そこからもっとよい動作はないかを考えて鍛錬を積む。
こぶしの握り方は達人でも考え続けると聞いたことがあります。
僕も未だにスクワットは意識しています。
丹田で上下するには…胸部で上下するには…頭頂部で上下するには…
アイソレーションやヒット、ステップ…挙げればきりがありませんが、クオリティを上げるには『ただ単に繰り返し行うのではなく、考えて行う』ことが大事です。
僕は、これは子供でも大人でも関係ないと思っています。
実際、今年1年生の女の子がそれを出来るんですから、高学年、中学生…大人が出来ないはずがないと思います。
ダンスでも勉強でも、与えられるだけの学びはスピード感がないですよ!
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