ダンスを踊るその前に。これは家でやること。
ダンスは疲れるのか?
疲れます。
体を動かす以上、疲れないということは無いです。
しかし、その疲労の度合いは体力の夕無だけで推し測っていいのでしょうか?
子供を例にとってみましょう。
子供はまだ発育途中で筋力等がまだ未熟。
だから大人や大きな子たちよりも疲れてしまうのはしょうがない。
しかし、筋肉に負荷をかけることによって筋力が向上するのですから、疲労を感じるのは当然で、全然疲れないということはその運動はその子には負荷が少ないということです。
しかし、ある程度の年齢で、そこまで程度の強くない運動をして疲労が激しい子はどういうことか?
筋力がない?勿論それもあるでしょう。
それ以外に大きな原因があります。
姿勢です。
胸郭が狭くなっているのです。
1週間に1回の指導の中で『アイソレーショントレーニング』で胸郭を開く動作を行っていますが、1分ほどです。
え?もっとやればいいのに…と思うかもしれませんが、ダンスに必要な筋力をつけるためのリズムトレーニング、ストレッチを行い、ステップの指導、ルーティンを行えば、そこまで時間を割くことが出来ないのです。
逆に、運動能力向上の為だけのワークを行うのであれば集中的に行うことが出来ます。
子供は飽きっぽいです。楽しくないとやりません(笑)
昔の子供たちのように走り回ったり、上り下りをして体をふんだんに使うことがとても減っています。
そればかりか、スマホやゲームで下を見る機会が多く、姿勢を悪くするような生活習慣にあふれています。
本来はこんなトレーニングなど必要ないのですが、それが必要な時代になってしまったんですね。
ダンスのステップ、ルーティン、ムーブを指導する前に、体の使い方や姿勢、筋力トレーニングが必要になっています。
家でトレーニングはしないでしょうから(笑)、せめてソファや寝て過ごすような環境を取り払う必要はありそうですね。
これは大人も同じこと。
家の環境が体や姿勢、メンタルに出ますので、是非、整えてほしいものです。
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