練習について。そして、特別視しないこと。

練習って何をしたらいいですか?

って聞かれたら…僕は同じことを繰り返し行うって言います。

踊ることが練習って言っても、ルーティンをだらだら踊っても練習にならないし、基礎を『かったるい』と思って練習しても、それこそ体に入らない。

1回1回を『あれ?こうかな?』とか、『こんな感じかな』『なんか気持ち悪い』『あ、これ気持ちいいわ』ってことを感じながら繰り返し練習する。

ダンスって道具がいらないので、どこでも出来ます。

だから、どこでも練習できますよね。

でも、どこでも練習できるからこそ、やる人とそうでない人がはっきり分かれます。

別に練習しなくてもいいです。

それも向き合い方。

練習しないからダンスがそんなに好きじゃない、ってわけでもないですよね?

今の子供たちなんかは塾があって、宿題があって、スマホ見て…習い事もいろいろやってますよね。

その中で、ダンスを練習していないからダンスがそんなに好きじゃない。そんなことはないですよ。

ただ、ダンスがめちゃめちゃ好きな子は稀だってことです。

走ることが大好きで、すぐに走りに行っちゃう子ってそんなにいないでしょ?

野球が好きで、いつもバットを振っている子もまれだと思います。

『特別な子』『特別な人』と同じように見たら、ちょっと可哀想ですよね。

大人でも、『好きだけど、時間がない』とか、結構あるじゃないですか。

でも、めっちゃ好きな人は睡眠を削ってでもやる。

そういう人は『変わってる』『よくやるわ』って言われるんですよね。

経験者は語ります(笑)

それに、そういう状態になったらサポートし始めればいい、と思うんですよ。

スタジオを経営していますけど、今の子供たちは本当に忙しいと思います。

物質的には満たされた環境ですけど、結構失ったものが多いと思うのは僕だけでしょうか?

Posted by KIRINJI STAFF