ダンスだけど、ダンスから入らない。
ダンスを考える際、僕はあまりダンスから考えて入りません。
どちらかというと、武術とか、ヨガなど古典的な運動から考えることが多いです。
現代のスポーツの考え方も勿論取り入れたりはしますが、走る、投げる、振る、等の特化した動作を行うのであれば、近代スポーツのトレーニング理論の方がいいかな、と思います。
しかし、ダンスは同じ動きをするものでもないし、ある特定の部位を使うものでもない。
武術のように全身を武器にするが如く、全身を楽器にするわけですから、ある特定の部位に特化したり鍛えるよりも全身の使い方を捉えたほうが肚に堕ちる。
それに、根本的なモノが共通しているので、気付くのが楽しいんですよね。
しかしながら、そういう文献はあまり残っておらず、これだけネットが発達していてもなかなか知り得る機会が無いです。
だから面白い!
古典的な運動って動画が無いパターンも多いので、本を買って写真と文章だけで動作を行うしかないんですよ。
実践するのが難しい!どういう事?って思ったことなんて数多くあります。
やっていっても…今自分がやっているやり方があっているかどうかも分からない!
だからこそ、面白いというか。
全然わからないんですよ、やっていても。
でもね、同じことを繰り返し繰り返し行っているうちに『あ!こんな感じかも』って思う瞬間があるんですよ。
それをさらに繰り返していくと…またわからなくなる(笑)
さらに繰り返してくと…あぁ、こういう感覚ね、と『かも』から『~ね』って少しづつ理解が出来てくるんですよね。
このやり方、時間が掛かります(笑)
だから、学べるものは学びに行くようにしています。
学びに行けないものは、自分でやるしかないですからね。
取り組み方は至ってシンプル
僕が大体取り組むものって、まずは基礎と思われる動作を只管やります。
兎に角毎日やります。
ヨガでいえば、太陽礼拝は必ず毎日やりますし、その流れでシルシャーサナ…と言いたいところですが、三転倒立を行い、最近はバカーサナというアーサナも挑戦しています。
最初は出来なかったものでも、少しづつ出来てきます。
気付くときは『あ、出来た』なんですよね。
今日はちょっと出来たな~、じゃなくって、一気に出来た感じなんですよ。
そこまでが時間が掛かるから、多くの人がなかなかやらないっていうのもあるかもしれませんね。
だから、出来る人が少ない。
それでいいって思います。誰でも出来るものって、面白くないですからね。
気を付けてほしいこと
練習するときに、何かのついでに練習はしないほうがいい、と思います。
何かのついでに練習するのって、自分の感覚が薄れてしまうからです。
自分の感覚を大事に、自分を観ながら練習して欲しいって思います。
逆に、何かをするときに序でに練習はして欲しいです。
あれ、言ってること逆じゃない?
って思うかもしれませんが、
練習をする時は練習に集中する
これを理解して欲しいですね。
買い物で歩いているときに、歩き方を練習する。
信号待ちしているときにアイソレーションをする。
これはOKです。
それはしっかりと使い分けてほしいと思います。
今、家で過ごすことが多いので、テレビを見たり、ゲームをする機会が多いかもしれませんが、練習するときはテレビは付けない、そういう基本的な事が出来ると、いいと思います!
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