体験にいらっしゃる前に。
スタジオ、スポーツクラブ何処でもそうですが、『動作の基礎』が出来ていないことが殆どですね。
『動作の基礎』はとてもシンプルです。
しかし、これを『感じる』のが難しいのかも知れません。
でも、トレーニングとしては本当にとてもシンプル。
その基礎とは…
スクワットです！
『それ、何回も聞いたわ！』
という突っ込みもあるでしょう。
しかし…どれだけの人がそれをやっているでしょう？
ただ一つの動作を繰り返す。畳1畳分あれば出来る動きです。
ドタバタしないので、床条件も関係ない。
振付のように複雑な事もありませんが…
とにかくやらないんです。だから
『手をここに持ってくる、足をここに…』という説明をしないと形が出来ない。
動作の基礎をしっかり行えば、手の位置や足の位置は大体そこに来るものです（多少の姿勢の良さは必要です）
スクワット、に近い
スクワットもいろいろ種類があるようですが、ここではノーマルのものでOKです。
ただ、全身を連動させて行うことを重視します。
特に腰の使い方を重視します。スクワットというと、足の筋肉にフォーカスが行きがちですが僕は特に腰部を意識します。
足の力を上半身に伝えるためには腰部は欠かせません。
足の力は相当なものですが、連動することが出来ないので、パワーを出そうとすると力んでしまうんですね。
鍛える意味でのスクワットではなく、全身で体を起こすということなので、スクワットではありますが、多少意識は違うかもしれませんね。
そして、体に意識を持たない方は、自分の腰がどう動いているかもよく解らずに動いています。
動作をマネして、スピードについていけない、何か違う？と思う方は漫然と見ていて根本を見ていないので、手先足先で動いてしまうのでしょう。
ルーティンにしてしまえばいい
分かっているけど続かない
よく解ります。動きも単調だし、結果が見えてこないのはなかなか張り合いがありませんよね。
でも、やりましょう。
歯を磨くことと同じと思ってください。
歯を磨かなければ虫歯になる。スクワットをしなければ足腰が弱る。
同じことです。
ただ、スクワットはより使える体になる、というポジティブな面に働きます。
スクワットをすることにより、動作が変わってきますし、体の意識も変化してきます。
21日ルールというモノがあり、整形手術の後に新しい顔に慣れるまで、約21日かかる。腕や脚が切断された場合、幻肢は約21日間。新しい家に住む人は家に慣れるまで、約3週間は住む必要があると言われています。
やや複雑な習慣だと66日らしいですが、スクワットはとてもシンプル。21日で大丈夫でしょう。
スタジオでまず一番に躓くことがリズムトレーニングで、スクワットが出来るとリズムトレーニングはかなりスムーズに出来ます。
その後のステップ等も結局はその延長。
スタジオでレッスンを受けてみたいけど…出来るか心配。という方はまずスクワットを練習してからいらしてください。
全然違いますから！