なかなか上達しない！の処方箋とは。

スタジオのBLOGをご覧いただきまして、ありがとうございます。

いきなりですが…

なかなか上達しない！

そんなことを感じたことはありませんか？

ダンスをしたことが無い人は他の事、例えば、絵とかでもいいです。

僕も何度も直面しましたし、新しいことを始めれば大体直面することでしょう。

今回は…上達の仕方について考察していきたいと思います。

上達したって感じられる？

最近、スタジオで伸びてるな～って思うメンバーが居ます。

練習しているのが判ったり、今までのレッスンが実を結んでいるのを感じると、滅茶滅茶嬉しいですね。

しかししかし、本人はなかなかそう感じていなかったりします。

客観的に視れば上達してると見えても、主観的にはなかなか上手くなっていないと感じています。

ですが、ペースは違えど基本的にみんな伸びているんです。

『少しづつ上手くなっているなら、とにかく練習すればいいんだよね！』

答えは…

その通り！と言いたいところですが…闇雲に練習しても自分が納得出来る上達には行きつかないでしょう。

パンチ力を上げたかったら…闇雲にパンチを打ちまくりますか？

打ち方を学びますよね。そして、学んだことを練習する。

適当に打ちまくっても疲れるだけで、ケガをすることもあるでしょう。

学んだことを忠実に再現できれば、上手くなります！

さて、ここまでは…一般的な考え方です。

大事なのはここから。

視る事が大事だって話

学んだことをただただ忠実に再現する。

これは体の事がわかっている人のみが行える業です。

殆どの方は忠実に再現なんて出来ません。

『なんだよ！選ばれた人間だけが出来る業かよ！』

そんなことはありません。

自分の体を知れば、誰だって出来ます。

勿論、自分の体を知れば、視ただけで出来る訳ではありません。

『達人』と言われる方々はそれが可能でしょうが…

北斗の拳のケンシロウが使う、『無想転生』はまさにそれですね（笑）

北斗の拳第100話でケンシロウが北斗神拳究極奥義『無想転生』を繰り出すんですが、今まで戦った相手の拳法を使うんですよ。

すいません、話がそれました（笑）

もっと現実的に言うと、自分の体をしっかり見られるようにすることが大事、という事ですね。

形や華やかさに気を取られて、自分の体を視ることが出来ないとなかなか上達はしにくいという事です。

人間は思った以上に体に癖が多く、その癖を知ったり、バランスや軸を感じることで自分の体を視られるようになってきます。

頭を使い、それでいて感じることが出来るようになれば、どんなことでも上達は難しくない、という事です。

分かりますよ、言いたい事が。

『それが簡単に出来たら苦労はしない！』

YES！それでいいんです！

だからこそ、面白い！

そして、多くの人が諦めてくれるから、自分に自信が持てるんですよ！

諦めてくれる人、ありがとう！みんなのお陰で、自分は上手くなったって感じられるよ！

って思えませんか？（笑）

スタジオでは『形』ではなく、基礎を伝え、使い方や体の視方を伝え、個別に癖の修正等も指導しています。

やってみたいけど、年齢で断念している方！運動神経が無いから…とあきらめている方！

使い方や見方を学んで、かっこよく、使える体を手に入れましょう！