質問する人は伸びる!ただ質問しただけでは…×!
質問、してますか?質問できる人は成長が早いです。
スタジオだけでなく、スポーツクラブでもご質問を受けたりします。
内容はダンスの事、筋トレについて等の体の事だけでなく、畑の事や野菜の事までご質問をいただきます(笑)
今まで色々やらせていただいているので、こうやってご質問をいただけるんですが…
質問もある程度の具体性が無いと、生半可な回答しか出来ないんですよね。
井戸端的にふわっとした質問はふわっとした回答になります。ガッツリ時間を設けて聴く質問はガッツリ回答できます。
質問したいので時間ください!
という事がなかなか無いので、こればかりは仕方が無いのかな?と思いますが、スタジオのように目的がしっかりしている場所であれば、時間がそれほどなくてもマッチした回答がしやすいと思います。
質問の質が回答の内容にも反映する
最近の質問事例を一つ。
『手首を強くするにはどうしたらいいですか?』
ただ答えるだけならリストカールをお話するところですが、意図は手首を鍛えることではなく、手首で体を支えることだと思いましたので、手首のストレッチをお話ししました。
手首のストレッチだけではなく、肩や首からもストレッチする必要があるかもしれない旨もお伝えしました。
今回は『手首』のアプローチの理由を分かっていたので別の角度からお話しできたのですが、『何故そうしたいのか?』という事がしっかり分からないと、もう少し踏み込んだアプローチが出来ません。
その方も軽く聴いただけだと思いますのでちょうどいい加減かもしれませんが、もう少し踏み込んでいたら…
今回の場合、手首の柔軟性は大切ですが、それ以上に付き方、乗せ方が非常に重要です。
手首が柔軟でも付き方、体重の掛け方が悪いとかえってケガをしてしまいます。
そうすると、手首を鍛えるトレーニングは現時点では必要ないという事です。
聴く時間、アドバイスする時間をしっかり取って、手のつき方、体重の掛け方は実際にお手本と、実践で行って体感していただく。
どうやって手をついているのか、肩・肘・指先に至るまで考えます。
それを3分程度の時間でアドバイスできるかと言うと、なかなか厳しいですよね。
実際にどんな動きをしたいのか、どういった動きの時に手首が弱いと感じたのか。そう云う事も含めてお聴きしなければ、なかなかご指導は厳しいですね。
とは云え、そこまでいくと他愛もない日常会話ではなくなるので、お互いに場所や時間が必要になりますが…
今回のケースは柔軟のお話は致しましたが、本来伝えたいことはなかなか伝えられなかったですね…
だからこそのスタジオ
施設としてグループプログラムで特に使い方までレクチャーしないプログラムだと『なんで出来ない?』『先生だから出来る』というような、インストラクターが超人のような感覚を受けるかもしれませんがシンプルに使い方を知らないだけです(笑)
それだけではなく、使い方を間違えるとケガをしやすい動きはダンスには結構あります。
スタジオだと個人の癖ややりたい事をある程度理解できているのでサポートは可能ですが、そうでない施設は限界があります。
その為にも、スタジオを開いているので『上手くなりたいけど、なかなかスタジオの門をたたくのはちょっと…』とお考えの方は、是非、ご相談いただきたいな、と思います。
『スタジオの方がお金がかかるし…』って思いますよね?
逆に、同じ時間をかけてしっかり学べるところの方が得だと思いません?
スタジオメンバーは質問をガンガンしてくださいね!
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