上達への近道は『軸』!軸の簡単な検査方法

上達への近道は『軸』!軸の簡単な検査方法

ダンスを指導していると、人の『動作』をが気になります。

レッスン中の動作は勿論、街で人の歩く姿、立ち姿、座位、自転車に至るまで『立居振舞』を目で追ってしまいます。

レッスンでは全体の動作を『視る』ので、受講者さんの体のズレ、捻れ 、バランスの偏り、重心の高さ等が視て取れます。

ズレや捻れ等がある、という事は動作に偏りがあるという事です。

それは過去のケガのせいかもしれないし、普段の生活動作(仕事等)で偏りが生まれているかもしれません。

思ったように体が動かせないってこと、ありませんか?

頭ではわかっている、けれども自分の動作に結び付かない。

勿論、出来るようになるには練習は必要でしょう。

しかし、頑張っているのに何度やっても上手くいかない方は体の偏りで自分の動作を制限しているかもしれません。

自分では気づきにくい⁉体のズレ

カラダがズレる?姿勢が悪いとかそういう事かな…

と思われた方、正解!と言いたいところですが、不正解とも言えます。

正解、不正解が無いんですよ。

え?どういう事?…そう思われますよね。

そもそも『良い姿勢』とは何でしょうか?

武術の姿勢と、モデルの姿勢、ランナーの姿勢…世界が違えば姿勢も異なります。

ということは、良い姿勢なんて曖昧なんです。

とは言え、求められれば姿勢の話をしますが、それは『ダンス』の姿勢です。

ダンスをする際の姿勢、または外見的に『かっこよく見える姿勢』のお話はします。

実はダンスのジャンルによっても姿勢は異なります。

普遍的な姿勢のお話なんて出来ないんです。モデルさんの姿勢のレクチャーする先生が武術に長けていると思います?ボクサーがモデルウォークが得意だと思います?

そう考えると『良い姿勢』なんて曖昧だと思いませんか?

では、良い姿勢は誰が知っているのか。

それは、あなたが知っています。自分で姿勢をコントロールし、動作の変化に即してファジーに変化させることが出来る。それが『良い姿勢』です。

姿勢よりも軸を体感する

姿勢というものは普遍的なモノはない、という事は少し理解していただけたと思います。

『 それが理解できたからと言って、俺の動きが良くなることに繋がらないよ!』

その通り。ですが、姿勢が普遍的なモノではない、という事がお分かりいただけたら『姿勢に拘らない』ことに繋がると思います。

ですから、ここでは『軸』を重視していきます。

姿勢=軸ではありません。

軸が出来ていると体が安定し、体全体の力を上手く使うことが出来ます。

足元がフラフラしている人が力を上手く伝えられるでしょうか?

肩に力が入って力んでいる人の動作は機敏ですか?愚鈍ですか?

軸が整って、力みが消えている人は俊敏で体全体の力を使っているので、『力自慢』の人にも勝ててしまう事だって可能です。

昭和の大横綱『双葉山』です。

中国の武術の達人が双葉山の立ち姿を見ただけで『これは勝てない』と話したそうです。

立ち姿、動作をみて『何となくわかる』と思った方は鋭い方です。

そう、何となくわかるんです。

特に日本人の方はよく解ると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=OBQuiomEVjQ

そして、合気道の神様、塩田剛三氏。

こんなおじいちゃんが…弟子たちの動画は『やってるんじゃないの?』と思われるかもしれませんが、途中にあるケネディのボディガードの組み伏せる動画は必見です。

姿勢を見ていただくと解ると思いますが、皆さんの思う『良い姿勢』に見えないと思います。

やはり『何となくわかる』んですよ。

これが『軸』です。これは皆さんも持っている力です。

では、次は皆さんの軸が整っているかどうか簡単な検査をご紹介します。

軸の確認方法

軸の確認方法は2人1組で行います。

検査される方は足を肩幅程度に開きます。

姿勢をどうこうするのでなく、真ん中をイメージして動かないようにキープしてください。

そして、検査する方は後ろから検査される方の肩を片手で押してみてください。

(右肩を押す場合は右手で押してください)

どうでしょうか?簡単に動きましたか?

左右どちらかが弱い方、両方弱い方…左右どちらも安定してびくともしない方もいらっしゃると思います。

この軸は武術家の方は普通に整っています。

心身を鍛え、呼吸、立ち居振る舞いを錬磨したからこそ作られた軸。

しかし…これ、実は特別なものではなかったんです。

昔の日本人は武士だけでなく、農民、飛脚等一般の方々も軸を持っていました。

女性かあり得ない荷物を背負って運搬している姿、見たこと無いですか?

60キロの米俵を女性問わず軽々と運搬する姿。下のリンクでその姿が見られます。(5俵担いでいるので300キロ!)

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023683-d8149296-Reviews-Shonai_Museum_of_History_of_Rice-Sakata_Yamagata_Prefecture_Tohoku.html#/media-atf/8149296/472221785:p/?albumid=-160&type=0&category=-160

当然、その頃は筋トレなどしないでしょうし、米俵を持つためにトレーニングなどしなかったでしょう。

でも、体の小さな女性が持ち上げてしまう。

これくらいの力は日本人は持っていたんです。そして、その能力は皆さんにもあります。

軸を整えることで自分の力を知ることが出来ます。

軸を整えた方の感想は『力の入れ方が分かる』と言われます。

『これがこうなったから力の入れ方が分かる』のではなく、『何となく力が入る、力の入れ方が分かる』ので、力みがなくなり、それでいて力が出せる。

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Posted by KIRINJI STAFF