ダンス用語①アイソレーション

スタジオの基礎でもお話する『アイソレーション』。

ストリートダンスだけでなく、スポーツでも有効なこの『アイソレーション』ですが、いったいどんなものなのか。

今回は『アイソレーション』について話そう。

アイソレーションの本来の意味

アイソレーションとは、そもそも分離、隔離、孤立、絶縁などの意味があります。

医療現場では『隔離』の意味を持ちますし、電子回路でも『アイソレータ』の語源はアイソレーションです。

ダンスでは『独立・分離』として使います。

カラダの一部分だけ独立させて動かす技術です。ストリートダンスでは主に首・肩・胸・腰などをアイソレーションで行いますが、パントマイムでは表情までアイソレーションを行いますね。

ダンスレッスンでも基本としてアイソレーションを行いますが、『他の部位を動かさずに一部分を動かす』ことが本来のアイソレーションです。
胸を動かしているのに、腰も一緒に動いているのはアイソレーションとは言えないかもしれませんね。

実は丁寧にやろうとすると本当に難しい技術なのです!

アイソレーションをトレーニングするメリットは?

アイソレーションはダンスの基本で必ずと言っていいほど行う重要なトレーニング。そのメリットは

1.可動域が広がることで大きく踊れるようになる

肩や首、腰など特定の部位だけ独立して動かせるようになり可動域が広がると、大きく踊れるようになります。

2.力まなくなり、ケガのリスクが減る

アイソレーションが出来るようになると、ボディコントロールが上手くなり、力みが減ります。かなり上手くなれば、力みそのものがなくなります。力まなければ、ケガのリスクはかなり減ることになるでh槽。

3.ボディコントロールが出来るようになり、カラダの感覚が鋭敏になる

ボディコントロールはカラダの内部感覚が重要になります。カラダの内部感覚が鋭敏になると、ダンス以外のスポーツでも動作の感覚を理解しやすくなるでしょう。

4.体の細部まで意識出来るようになる

カラダの内部感覚が鋭敏になれば、細部まで意識が出来るようになります。ポージングが上手い人はアイソレーションのトレーニングをしっかり行っています。
アイソレーション、ボディコントロール無しで上手くなることはかなり難しいと言っていいでしょう。

5.ダンスだけでなくどのジャンルにも使える

アイソレーションはストリートダンスだけではありません。走る、投げる、打つ、蹴るなど、スポーツや武術のなどの面でも使われています。
ダンスのような使い方やトレーニングはしないかもしれませんが、かなり似た動きは散見されるので、ダンスをしっかり取り組むことで他のジャンルにも活かせるでしょう。

アイソレーションにデメリットなんてある?

メリットを見ると、デメリットは無さそうに見えます。確かに、それほどデメリットは無さそうですが、人が動作をするということは必ずリスクがあります。

正しく出来ないと腰痛などの原因に

人が動作をすれば必ず『ケガ』のリスクは付きまといます。

それはアイソレーションも同様です。アイソレーションで腰痛になる人もいらっしゃいます。

アイソレーションをすることで腰痛を防いだり、改善することもできますが、それは正しく出来たときのこと。適当にやっていたり、力んでアイソレーションをしたりすると腰痛や首を痛める原因にもなります。

出来るまでに時間が掛かる

アイソレーションは体内感覚が鋭敏になるトレーニングですが、そもそも体内感覚が分からない、普段動かす場所ではないので動かない。出来るまでに本当に時間が掛かります。

だから、『楽しい』と思えるまで相当時間要するので、『誰でも出来る』とはなかなか言いにくい部分でもあります。時間を掛ければ誰でも出来ますが、そこまで取り組もうという人はなかなかいないのが現実です。

トレーニングがシンプルなのでこどもは飽きてしまう

アイソレーションのトレーニングは本当にシンプルです。身体感覚、可動域を上げるためには繰り返し行う必要がありますが、同じ動きを繰り返すので、こどもは飽きてしまいます。

特にこのご時世、情報がどんどん押し寄せるので、次から次へと変化しないと飽きやすくなっています。これは大人も子供も同じです。だからこそ、出来る子はもの凄い差がつきます。

まとめ

アイソレーションは、ダンスに限らず、スポーツや格闘技、生活にも役立つ『動作の基本』です。

体の一部を独立して動かすアイソレーション。はじめは他の部位まで動いてしまうでしょう。マスターするのはなかなか難しいものです。
毎日コツコツトレーニングすることで、徐々に出来るようになります。
音楽をかけながら練習すれば、リズム感覚も向上します。
アイソレーションを上達させるには、鏡を見て客観的に動きをチェックする必要もありますが、最も大切なのは『感覚』です。YOUTUBE等のSNSではなかなか伝わらない、伝えていないことを熟練した指導者は持っています。
早く上手くなりたい、もう一つ上の段階に行きたいという方は基礎や基本をしっかり持った指導者に教えを受けるのがベターです。

ダンスの指導レベルで基本を学びたい方は通常クラス。
がっつり基本を学びたい方は『本気メンバーの為の基礎ワークコース』。
身体操作法まで基本を学びたい方は『パーソナルワーク』で指導しています。

どのダンススクールでもアイソレーションはウォームアップの中でやっていると思いますので、お近くのダンススクールに『レッスンでアイソレーションはやっていますか?』と聴いてみるのもいいでしょう。まずはやってみる!

もっと追求してみたい!とお考えの方は是非、当スタジオにお問い合わせください。

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