今回のお話は基礎であるリズムトレーニング。リズムとは何ぞや?というところまでは言及しないが、ストリートダンスではこんな感じ、ということまで話そう。

よくあるリズムトレーニングの解釈
ストリートダンスで言えば、「リズムトレーニング」とは、アップやダウンなど基礎トレーニングの一つで考えられます。
よくある『リズムトレーニング』として、8拍子のリズムに合わせ、カラダを上下に動作するのが基本の動きとなっているでしょう。
『カウントに合わせ膝をのばすのがアップ、カウントに合わせて膝を曲げるのがダウン』と云うところもありますが、僕はそう考えません。
そう表現している人は『分かりやすくするために膝で表現している』のかもしれませんので、その意図はわかりかねますが実際、リズムトレーニングは多岐に渡ります。カラダの動作は膝だけで行うものではないからです。
本当にびっくりしますが、HIPHOPは先生によって解釈ややり方が違う。同じジャンルですよ?
多ジャンルでもそういうことはありますが、そこまで基礎が極端に違うことはあまりないです。
勿論、先生の動作レベルの違いが出ることはあります。
『LOCKIN』や『POPPIN』などは『ダンスオタク』な先生が多いので、『理論』がしっかりしています。
だから、あまり基本の部分で相違が出ないのです。
HIPHOPでも多ジャンルを網羅した先生は安心です。もうHIPHOPにみえない部分もあるでしょう。
そういう先生は他ジャンルを網羅したからこそ、独自のスタイルが出来ているのです。
意外と出来ないリズムトレーニング
ダンスのリズムトレーニング、難しそう…そう感じる人でも手拍子なら出来ますよね?
どんな曲でもいいので、8ビート(ビートはまた別の機会にお話します)で手拍子してみてください。
次は4ビート。これはカラオケ大会などであるあるの手拍子のリズムです。このあたりになるとリズムが狂ってくる人もいるでしょう。
次は2ビート。さらに半分。ここで、タイミングで手拍子をする人も出てくるかも。
それをさらに半分…
これを手拍子ではなく、違うカラダの部分だったら?意外と出来ないものなんですよね。
でも、トレーニングすることでリズム感は付いてきますし、リズムトレーニングの基礎を鍛錬することで、自分のカラダでリズム遊びが出来るようになるのです。
それが‥フリーで踊ることに繋がるのです。
結局リズムトレーニングとは
そもそも躍ること自体がリズムトレーニングです。
後は…ダンベルを持ってリズムでトレーニングしてもリズムトレーニング。
リズムで走ってもリズムトレーニング。
リズムで歩くのもリズムトレーニング。
リズムで拳を打ち出すのもリズムトレーニング。
『そんなこと言っていたら、何でもリズムトレーニングじゃない?』
そうです。どんなスポーツも動作も、リズムに支配されています。
よく考えてみてください。心臓の拍動も一定のリズムを刻んでいるでしょう?
我々の体内時計は『サーカディアンリズム』と呼ばれます。リズムなんですよね。
スポーツでも『相手のリズムを崩す』ことで試合の流れを自分たちに持ってくる考えもあります。
生活のリズムが乱れる、崩れるとも言います。
そのリズムをダンスで『創る』。
一本調子のリズムに変化を加えたり、自分でコントロールする。
同じ音楽が掛かっていても、表現が違う。当然です。表現する音、リズムが違うんですから。
それは振付で鍛錬するものではなく、基礎になります。
スタジオで基礎を重視するのはその為。
同じ振付をしても、『何かあの子いいよね~』というのはそういう『見えない部分』だったりするのです。
運動能力だけでは年齢や体躯に限界があります。
ですが、表現には限界はない!
まずは基礎をしっかり学んでは如何?




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