転倒のリスクを減らすには、姿勢改善から。
最近、TWITTERでダンスの事、考え方の事をつぶやくことが多いのですが、ちょっと長くなりそうなのでこちらに書きます。
外出先で結構人の歩く姿とか見ているんですけど、『これは怪我するなぁ』と思う姿勢の人が結構います。
歩く姿に力が無い。
体で歩いているというよりは足先で歩いているんですよね。
膝から下でたらたら歩いている。
たらたら歩いているから楽って思うかもしれないんですけど、逆に疲れないかな?と思うんです。
まぁ、姿勢が良くないので股関節は使えない、体重移動も出来ない、勿論、重心移動も出来ないので、足の力で歩いているから疲れる、と思うのです。
姿勢かきちんとしていれば、体を倒すだけで足は自然と前に出ます。(出さない体で行えば、勿論出ませんよ!倒れようと思えば、足は出しませんからね!)
倒れないように反射的に足が出るわけです。
足を前に出す力さえ必要ない。
そのままどんどん歩き続ければ、車輪のごとく足が次々と出るのですから、スピードも割と出ます。
じゃあ、全然疲れないかというとそうではありません。
足に体重がかかるのはたらたら歩こうが、普通に歩こうが同じだからです。
しかし、その力は他の筋肉と連動しているので疲労感も違います。
ここで言いたいのは疲労感云々ではありません。
転倒しにくい体、という事です。
大股で歩く人と、小股で歩く人。
どちらが転倒しそうですか?
僕は小股で歩く人だと考えます。
転びそうになった時に自分の体を足で支えられる。
小股の人は転ばないように足が出ても余り前に出ないので、転んでしまうんです。
年配の方の転倒リスクは姿勢が悪くなり、ひざ下で歩くので、躓いたときに足が出ないんですね。
これは年配の方に限ったことではありません。
若い人達もスリッパで出歩いたり、猫背で歩いたり(スマホ見ながらなんて以ての外ですが、スマホ見てると猫背になりますよね)するので、姿勢が悪く、歩き方も小股です。
これは運動能力や集中力にも影響を及ぼします。
運動能力が低い、と言われている人たちは姿勢を見直してみるといいかもしれませんね。
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