安全を担保にしたらあかん!

最近、滅多にやらないHIPHOP(レッスンでいつもやっているスタイルとは違うスタイル)をちょこっとやったんですが、いや~、HIPHOP、楽しいですね(笑)

しかし、この動きはただマネするだけでは大怪我の温床になります。

ケガをしにくい動作が重要

ケガをしにくい、フィジカルメインでレッスンをしていますが、このスタイルは一歩間違えると腰や膝に来てしまうので、しっかりとフィジカル、基本動作が出来てきてから指導を考えています。

『そんな、ケガします?』と思われると思いますが、同じような動きをしていそうで、実際、力の向きが全然違うんです。

某高校の部活で、そういう指導を受けていた子が腰を痛めて部活をやめることになったのも知っています。

高校ですよ?

若いのに…ではないんです。

高校だからこそ、です。

同じ高校生が後輩に教えるんですが、術理というか、動作の基本を知らずにやっているので、根性論(これ、男子女子関係ないですね。女子の方がきついかも)でやることも多いですね。

これ以上曲げたら、腰を痛める、膝を痛める、だからこういう動きをしてから、これをやる。

そういうことがわかっていない、センスだけ、今までの運動経歴で出来ている人は『もっと腰を落として』『もっと大きく』と言うだけでしょう。

スタジオとフィットネスの違い

スタジオのレッスンでもフィジカルトレーニングのようなリズムトレーニングをします。

本来、基本的なフィジカルトレーニングをやりたい(以前はやっていましたが…)のですが、結構きついので、スタジオでもクラスを選んで行っています。

他のHIPHOPの方々ではあまりやらないと思うので、経験者は『やりにくい!』と思うかもしれません。

特にフィットネスではそう感じます。

フィットネスは技術的な要素は不要(あくまで僕の考えです)で、まずはケガをしないことが第一だと思います。

だから、ケガをしにくい動作を基礎とし、あとは姿勢を整える基礎を行います。

多少、テクニカルなことは行いますが、あくまで『ご提案』です。

『その先はWEB(スタジオ)で!』みたいな感じです。

人それぞれ体の癖があるし、その癖があるとケガにつながるので、それ以上はしない。

スタジオではその癖を理解して改善し、そして動きのクオリティを上げる。

癖があるのに、その癖でケガをするような動作をすれば、そりゃケガするでしょ。

だから、『ご提案』で留めるんですね。

皆さん、いろんなプログラムを受けていらっしゃるので、『こういう考え方もあるんだ』という範疇でお話しするようにしています。

『しっかり教えてほしい』という方は『スタジオに』とご案内しています。

安全を担保にして、楽しいを行うか

ケガをしない運動なんてありません。

歩いていたって捻挫をすることもあります。

でも、捻挫をしないように足首を回したり、ストレッチしますよね?

スマホも見ながら歩いていたら、ケガのリスクも上がると思いませんか?

スリッパでランニングしますか?

スマホを見ずに、ちゃんとした靴で、ストレッチすれば怪我のリスクは減りますよね?

ダンスだって何だってそうです。

しっかり基礎動作をしたうえで取り組むのと、何となくで取り組むのでは雲泥の差があります。

最近、WEBレッスンも考えていますが、ただ動作を見てマネするだけのWEBレッスンではなく、個別に添削できるようにしたいなと考えています。

基礎動作を正しく、理解したうえで取り組めるようにしたいですね。

 

 

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