呼吸を軽んじれば、人生を軽んじる？

生命維持活動の中で、コントロールできるものは何でしょうか？

まず、呼吸ですよね？

あとは、心臓？心臓は不随意筋で自分でコントロール出来ませんね。

脳の働きも、自分でコントロールできませんよね。

消化吸収も自分でコントロールできません。

人間の生命維持活動の中で唯一、コントロールを許されたものが『呼吸』です。

コントロールを許されながらも、多くの方は呼吸をコントロールしていないのではないでしょうか？

自分の呼吸、どれだけコントロールできるかやってみましょう。

深く呼吸が出来るでしょうか？

まず、しっかりと吐きましょう。長く長～く。調息では5秒吸って、10秒吐くそうですが、

長い！

と思われる方は吐く時間を倍にしてみてください。

慣れてきたら、だんだん長くしていきましょう。

どうですか？

楽勝！という方もいれば、6秒吐くのでも『キツイわ！』と感じる方もいらっしゃるのではなないでしょうか？

自分のペースでいいので、いつもよりも『深い』と感じる呼吸を数分行ってみましょう。

如何でしょうか？

何となく、心が落ち着いた感じがしませんか？

よく解らない…と思われる方もいらっしゃると思いますので、今度は浅い呼吸を1分くらい行ってみましょう。

どうですか？よく解らないけど、不安になってきませんか？

呼吸一つでメンタルが変わってしまうんです。

これはメンタルだけの問題でなく、あらゆる『自分』に影響します。

呼吸は常時行う生命維持活動。

やるなら自分に良い影響を及ぼす呼吸をしたいですよね。

そうしたいはずなのに、常時浅い呼吸になってしまう。

何故なんでしょう？