お母さんに知って欲しい、子供たちにとって最も大切な事。
先週のレッスンで『お菓子が好きな人~!』と聴いてみました。
子供たちはやはり、お菓子が好きですよね。
その害悪を理解せず、『美味しい』という感覚で食べていると思います。
お菓子だけでなく、加工食品(ピザや炭酸飲料、アイスクリーム)も大好きでしょう。
確かに『美味しい』ですものね。
しかし、その影響をどれだけ理解しているでしょうか?
食はメンタルにも影響する
『食原性症候群』を著した大沢博氏によると、少年院に入っている子供たちの入所前の食生活は一定の傾向が認められたそうです。
まず、朝食はほとんどの子が食べない。昼食は、カップめん、菓子パン、ハンバーガーなど(給食を除いて)。間食で清涼飲料や炭酸飲料、アイスクリーム、スナック菓子を大量に飲食していたそうです。夕食は、焼き肉、ハンバーグなどのメニューが多く、野菜は殆ど食べていないとか。
必ずしも食事だけで判断は出来ませんが、食事が精神面にも影響を及ぼすことはあると思います。
アメリカの学校で清涼飲料水を販売禁止にしたところ、キレる子が減り、素行の悪い子が減ったという事も聴きます。
清涼飲料水に含まれる砂糖などの成分が、カルシウムを奪ったり、ミネラル、ビタミンを失ったり…まだありますけど、カルシウムが奪われればイライラすることも増えるでしょうし、子供に至ってはリジンという成長発育に必要なアミノ酸を壊してしまうのです。
砂糖や添加物は腸にも影響します。
子供がキレやすかったり、集中力が無かったり、落ち着きが無かったり、体力が無かったり…それはひょっとしたら『食害』かもしれませんよ。
子供の間は食事をマネジメントできるのは親御さんの役目です。
大きくなれば自分たちで勝手にお菓子や加工食品を買って食べるでしょう。
その前にしっかりと『食育』をする必要があります。
まずは親御さんたちに『食』について、今一度知っていただきたいな、と思います。
出来ることからでいいんです
現代ではお菓子、清涼飲料水、加工食品、添加物、化学肥料・農薬がしっかり使われた野菜…体に悪い食品のオンパレードです。
もう、完全にまともな食事をとることは『無理』に等しいでしょう。
僕自身も完全にまともな食事は出来ていません。
僕自身、数年前から無農薬・化学肥料不使用の野菜を栽培しています。
でも、たまにはハンバーグも食べたい!お菓子も食べたい!
今は殆どお菓子等は食べていませんが、野菜によってはスーパーで購入することもあります。
その際は『解毒』処理をして食べていますけどね。
食事をまともにしようと思ったら気が遠くなるくらい難しいかもしれません。
でも、出来ることからでいいんです。
例えば…調味料を変える、とか。
スーパーで販売しているペットボトルタイプの醤油を昔ながらの製法で作っている蔵のものを購入する。
油もサラダ油を使わない。どうしても使うならこめ油、グレープシードオイルを使う。
(サラダ油は過熱処理をして製造しているので、既に酸化しています。年配の方は痴呆の原因になると言われていますので、出来る限り控えたほうがいいと思います)
ドレッシングならアマニ油など低温圧搾製法で作られたオイルを使う。
等々。
お金はかかるかもしれません。ですが、子供たちの成長や将来のリスクを考えれば、今やらないでいつやるのか、と思います。
僕ももっと早く知っていれば…と悔やまれますが、今は情報をアップデートしながら、たまに息抜きもしながら食を楽しんでいます。
社会に出るまでに憶えたい!
子供たちも中学になれば自分たちでコンビニでお菓子を買い、マクドナルドで食事をしたりするでしょう。
それまでに『食』の重要性を知っていたら?
自分がしっかり食の管理が出来れば、能力が上がることを知っていたら?
女の子なら『肌が綺麗になる』『ニキビが出来ない』等知っていたら?
KIDSのアスリートでも食の事もしっかり自分で管理するそうです。
自己管理できない人がアスリートになどなれる訳がありませんし、自己管理出来る子供がどれだけいるのか?
もう、食事の自己管理できるだけでアスリートですよ。
食事は1日に3回あって、さらに外に出ればお菓子などの誘惑にさらされる。
これを我慢できる人はアスリートです!
ただ闇雲に我慢!ではなく、自己管理した結果どうなるのか、自己管理をしなかったらどうなるのかを分かりやすく伝えられれば、自己管理もそれほど難しくないと思います。
とはいえ、誘惑の多い世界ですからね(泣)
大人はここに『病気のリスク』が待っています。
子供以上に気を付けなければならないので、見本をしっかり見せつつ教えてあげてくださいね!
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