上手くならないのは△△が無いから。○○してるようで、○○できていない。□□くなる場所じゃないから。
超入門が始まって2か月。
1か月に1人増える(4月も一人増えます)という謎のジンクスの超入門です(笑)
どのクラスもそうですが、基礎メインでやっています。
基礎も色々ありますが、超入門は1つ、入門になると+4つ、入門‐初級は+5つとどんどん基礎ムーブは増えていきます。
しかも、レベルが上がれば、基礎を複合して応用まで出てきます。だから、しっかりと入門なら入門の基礎がしっかり出来ていないと出来なかったりします。
超入門は下半身の鍛錬とリズムの鍛錬。
下半身が強くなければ上半身も安定しません。
スポーツをやられている方ならわかると思います。野球、テニス、サッカー、バスケ…下半身がしっかりしていて始めて上半身が使えます。
勿論、足腰を鍛えることでスタミナもつきますし、力みも消えるので、効率よく力も伝える事が出来ます。
超入門ではそこまで話をしませんが、入門クラスになると『足底』の話もします。(キッズクラスでも、大人クラスでもです)
4年生以上にもなれば、重力についても話しますし、ベクトル、拮抗力の事についても話します。
ただ闇雲に基礎を行うのではなく、『理解する』ことも大切だからです。
頭で理解している、は全く理解してない
理解しながら実践していく。
『頭では理解している』と大人の方は結構言われます。
厳しいことを言えば、実践できないのであれば、理解していないです。
では、何故出来ないのでしょうか?
表面的な構造の事だけを聞いて、それを知っただけなのです。
理解したのではなく、知っただけ。
もっと言えば、僕自身も理解したとは言えないでしょう。
それでも、何度も何度も回数を重ねて気付いてきました。
ただ、頭で考えただけでは気付きは訪れないのです。しかし、子供は頭で考えるよう先に動くことの方が多い。だから、気付きが早かったり、習得が早いのでしょう。
じゃあ、大人は子供よりも習得が遅いのか?
そんなことはありません。
子供と違い、大人は頭でも練習出来ます。ただ単に、実践時間が少ないだけなのです。
あともう一つ。『自分にはできない』という観念。それだけなのです。
恐ろしい『自分にはできない』という観念
質問します。『自分にはできない』『自分には向いていない』という方。なぜそう思うのですか?
『もういい歳だし…』
『リズム感ないし…』
『運動神経無いし…』
『もういい歳だし…』というのは怪我等でもう歩けない、寝たきりならわかります。
50歳、60歳でまだ体が動く人がそんなことをおっしゃる時があります。
『リズム感ないし…』リズムに携わることをしたことが無いのなら、ただ慣れていないだけです。
音楽そのものをやったことが無い人がリズム感などあるはずがありません。先天的にある人は『天才』でしょう。天才と比較しているんでしょうか?
『運動神経無いし…』これも同じですね。そもそも運動経験がそれほどない人が運動神経云々は言えないはずなんです。運動神経がある人は運動経験があるから運動神経が発達するんです。
こういう出来ない理由って、自分でそう思ったんでしょうか?
友達から言われた、親御さんから言われた…そういうパターンもあるでしょう。
親御さんからは『自分に運動神経が無いのだから、自分の子供にあるはずがない』というパターンがあるかもしれません。だから心配して習い事に運動を組み込むこともあるでしょう。
友達は自分の方が運動神経がいい、というマウントを取りたいだけかもしれません。
もし、自分でそう思ったのなら、必ず何かと比較をしているはずです。年齢であれば、若い子と比較しているでしょうし、運動神経なら『運動経験者』と比較しているでしょう。
そんな比較は全く無意味です。自分を高めるには比較するのは自分だけでいいんですから。
そういう人から言われた、比較してそう感じた観念が自分に蓋をしてしまうのですから哀しいことです。
じゃあ、どんなことをすればいいか?
これ以上はめちゃめちゃ長くなりそうなので割愛します(笑)
やってるのに○○が上手くならない、と言う方は…
スポーツクラブで『長くやっているのになかなか上手くならない』と言われる方がいます。
どうしたらいいか聞かれますが、フィットネスクラブという性質上、お答えははぐらかします。
『上手くなる場所』ではないからです。
もし、本当に上手くなりたいと言われるなら、『フィットネスクラブをやめてダンススタジオに行ってください』と言います。
フィットネスクラブでダンススタジオのようなレッスンはしません。
スタジオでは基礎をしっかりやるからです。
振付ばかりやっているところは…上手くなりたい方は見直してもいいかもしれません。
振付がしっかり基礎を踏襲しているなら大丈夫。
若しくは、基礎に時間を取っているなら大丈夫です。
ある程度上手くなってくると、基礎に戻ります。
上手くなればなるほど、基礎の重要性が理解できるのです。
基礎は自分との闘いと感じることもあるでしょう。しかし、他人と比較することが出来ない基礎は本当の意味で上達する道なのかもしれません。
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